高撥水性或いは超撥水性材料及びその製造方法

開放特許情報番号
L2008005131
開放特許情報登録日
2008/9/26
最新更新日
2015/9/25

基本情報

出願番号 特願2008-171449
出願日 2008/6/30
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-006024
公開日 2010/1/14
登録番号 特許第5177652号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 高撥水性或いは超撥水性材料及びその製造方法
技術分野 有機材料、土木・建築、生活・文化
機能 材料・素材の製造、機械・部品の製造、表面処理
適用製品 高撥水性材料およびその製造方法、超撥水性材料、着雪防止・着氷防止あるいは曇り防止部材
目的 フッ素系化合物の撥水性より高撥水性の表面を作製するには、凹凸構造の形成が必要となる。金属やガラスの基材表面に微細な凹凸模様を形成し、フッ素系化合物を被覆して撥水性の表面とする方法が種々提案されてきた。しかしこれ等は、製造工程が煩雑で製造コストが高くなる、サイズの揃った凹凸模様の形成が極めて困難でムラが生じる、フッ素系化合物或いはフッ素系樹脂は高価で加工も困難であるといった問題があった。そこで、安価で、全体が均一で、フッ素樹脂以上の撥水性を有する高撥水性材料、およびそのような材料を安く製造する方法を提供する。
効果 安価な有機素材を基材とする全体が均一でフッ素樹脂以上の撥水性を有する高撥水性或いは超撥水性材料を簡単な工程で効率良く低コストで製造することが可能となる。この撥水性材料は、水との接触角が120〜170°と、極めて優れた撥水性と撥油性を有するとともに、耐久性にも優れたもので、例えば送電線や交通標識、建材といった着雪や着氷、曇り等を防止することが必要な部材を構成する材料として有用である。
技術概要
この高撥水性或いは超撥水性材料は、処理前の基材表面の水との接触角が80°以上である有機素材からなる基材の表面に、熱転写により形成された100〜8000メッシュの網目模様を設けた水との接触角が120〜170°の材料である。有機素材からなる基材としては、ポリスチレン系樹脂が好ましい。網目模様は有機素材からなる基材の表面に直接熱転写により形成されたもので、線径が1〜100μmで、目開きが0.1〜100μmの金網を熱転写することによって形成されたものであることが好ましい。この高撥水性或いは超撥水性材料の製造方法は、処理前の基材表面の水との接触角が80°以上である有機素材(望ましくはポリスチレン系樹脂)からなる基材を、軟化温度以上に加熱し、表面に熱転写により100〜8000メッシュの網目模様を形成する。好ましくは、基材の表面に、線径が1〜100μmで、目開きが0.1〜100μmの金網を熱転写する方法である。図は、網目模様を熱転写したポリスチレンシート表面の水との表面接触角の映像、熱転写前の参考映像、高撥水性或いは超撥水性材料を製造する方法を説明する模式図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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