出願番号 |
特願2008-164395 |
出願日 |
2008/6/24 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-008474 |
公開日 |
2010/1/14 |
登録番号 |
特許第4952950号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
非日常音検出システム |
技術分野 |
情報・通信、生活・文化 |
機能 |
制御・ソフトウェア、安全・福祉対策 |
適用製品 |
非日常音検出システム |
目的 |
非日常音が日頃起こらない何か危険な信号であると考え、その音を検出し、さらに、非日常的な音源の方向、つまり日頃発生しないような場所から発生する音源の方向の情報も同時に検出することで、これら2つの情報から、公共空間の見守りを行うことのできるシステムの提供を目的とする。 |
効果 |
(1)日常音か非日常音か、かつ日常音源方向か非日常音源方向かを、日常の音環境計測を通じて検出することができる。 (2)日常音および日常音源方向のデータベースが環境音計測を通じて構築されるので、事前に日常音、非日常音、日常音源方向、非日常音源方向の定義が不要になる。 (3)データベースに蓄積される日常音、日常音源方向の特徴量が、新たに計測される日常音、日常音源方向の特徴量によって更新され、その結果、更新された特徴量を使うことによって、日常音および日常音源方向に対する検出精度を上げていくことができる。 |
技術概要
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非日常音検出システムは、音を観測する音観測手段と、観測音が日常音とは異なる非日常音か否かを検出する非日常音検出手段と、観測音の音源方向が非日常音源方向か否かを検出する非日常音源方向検出手段と、観測音およびその音源方向のデータを蓄積するデータベースを備える。 非日常音検出手段は、観測音をそのパワースペクトルの大きさによって分類し、分類音について同じクラスに分類された過去の全ての音との類似度を計算する。その類似度に基づいて観測音が非日常音か否かを判断する。 観測音がデータベース中のある非日常音と類似であると判断された場合には、非日常音を表わす特徴量を観測音の特徴量を使ってデータベースを更新する。 また、非日常音源方向検出手段は、観測音から音源の方向の推定に用いる値を算出し、算出値について過去の音源方向推定データとの類似度を計算する。その計算類似度に基づいて観測音の音源方向が非日常音源方向か否かを判断する。 観測音の音源方向がデータベース中の非日常音源方向と類似であると判断された場合には、非日常音源方向に関する特徴量を観測音の音源方向の特徴量を使ってデータベースを更新する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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