糖類を密度勾配剤として用いた金属型・半導体型カーボンナノチューブの分離方法。

開放特許情報番号
L2008005106
開放特許情報登録日
2008/9/26
最新更新日
2015/9/25

基本情報

出願番号 特願2008-158751
出願日 2008/6/18
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-001162
公開日 2010/1/7
登録番号 特許第5435531号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 糖類を密度勾配剤として用いた金属型・半導体型カーボンナノチューブの分離方法。
技術分野 無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 金属型・半導体型カーボンナノチューブ、糖類を密度勾配剤として用いた金属型・半導体型カーボンナノチューブの分離方法
目的 単層カーボンナノチューブはそのグラフェンシートの巻き方で、金属型・半導体型を示す。デバイス応用では金属型・半導体型の分離は非常に重要で、特に近年、密度勾配遠心分離法が注目され、この方法で高純度で分離するには、iodixanolを使う必要があった。しかし、密度勾配剤として使用するiodixanol分子は、非常に高価であり、安価な試薬を用いて高純度で分離可能な技術を開発する必要がある。そこで、安価な密度勾配剤、及びそれを用いて遠心操作により高純度で金属型・半導体型カーボンナノチューブを分離する方法を提供する。
効果 この方法によれば、安価な単糖類又は二糖類を密度勾配形成剤として用いて、高純度の、すなわち、精製試料に含まれる、金属型カーボンナノチューブの第一吸収バンドの強度と半導体型カーボンナノチューブの第二吸収バンドの比が1以上の金属型カーボンナノチューブ又は半導体型カーボンナノチューブを分離することが可能となる。
技術概要
密度勾配遠心分離法を用い、金属型カーボンナノチューブと半導体型カーボンナノチューブを分離する方法に関する。この密度勾配遠心分離法は、まず、界面活性剤含有水溶液中にカーボンナノチューブを分散させておき、密度勾配を形成した遠心分離用チューブの上にその分散液を載せ、この遠心分離用チューブを遠心分離器に入れ、遠心を行うものであるが、この遠心分離用チューブ内に密度勾配を形成するための材料として糖類を用いる。糖類としてはグルコース、フルクトースもしくはガラクトースから選ばれる単糖類、又はスクロース、ラクトース、マルトースもしくはセロビオースから選ばれる二糖類が用いられる。界面活性剤としてドデシル硫酸ナトリウム及びコール酸ナトリウムが用いられる。この密度勾配遠心分離において、溶媒の密度の最適化は非常に重要で、密度1.18〜1.29g/mlで最適に分離が可能である。9〜18℃の範囲で遠心することにより、金属型・半導体型カーボンナノチューブを高純度で分離精製することができる。図は、遠心後の遠心チューブの写真、25℃〜2℃の異なる温度で遠心を行った分離液の吸収スペクトル、温度変化・界面活性剤の配合比による分離能の評価を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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