出願番号 |
特願2007-016864 |
出願日 |
2007/1/26 |
出願人 |
国立大学法人島根大学 |
公開番号 |
特開2008-185363 |
公開日 |
2008/8/14 |
登録番号 |
特許第4852761号 |
特許権者 |
国立大学法人島根大学 |
発明の名称 |
水中環境汚染物質の簡易定量方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
検査・検出、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
水中環境汚染物質の簡易定量方法、水質汚濁、硝酸イオン、リン酸イオン |
目的 |
低濃度でも現場で正確に測定できる水中環境汚染物質の簡易定量方法の提供。 |
効果 |
誰もが正確に測定できる発色層の長さを求めれば、予め既知濃度の水中環境汚染物質によって作成した水中環境汚染物質の濃度と発色層長さとの関係を示す検量線から、水中環境汚染物質の濃度を求めることができるので、目視による色比較に見られるような曖昧差がなく、低濃度でも正確に測定することができる。 |
技術概要
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この技術では、環境汚染物質を含む試料水を発色させるために予め前処理し、前処理した試料水を発色剤を用いて発色せしめ、発色を利用して水中環境汚染物質の定量を行う方法において、前処理後の試料水を粒状又は粉体状の吸着剤を充填したカラム内に注入し、カラム内における吸着剤の発色部分の長さにより汚染物質の濃度を測定する。吸着剤はオクタデシル基結合型シリカゲルとする。また、吸着剤に予め発色剤を担持せしめ、カラム内に前処理した試料水を注入することにより吸着剤に担持した発色剤を発色せしめるものとする。環境汚染物質は硝酸イオンとすることができる。カラム内に充填した吸着剤に予め発色剤を担持せしめてもよい。また、前処理した試料水を発色剤により予め発色せしめてカラム内に注入することによりカラム内に発色層を形成せしめ、さらに発色層を展開する展開剤を注入することにより発色層を測定対象となる長さに形成せしめてもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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