急性虚血性疾患の診断薬

開放特許情報番号
L2008004962
開放特許情報登録日
2008/9/12
最新更新日
2012/3/9

基本情報

出願番号 特願2007-230190
出願日 2007/9/5
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2009-063353
公開日 2009/3/26
登録番号 特許第4195492号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 急性虚血性疾患の診断薬
技術分野 生活・文化
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 急性虚血性疾患の診断薬
目的 早期診断が疾患の治療や予後に大きく影響する心筋梗塞等の急性虚血性疾患を、発症の初期の段階で検出可能な手段を提供する。
効果 この検出方法は、ADAMTS(A Disintegrin And Metalloprotease with Thrombospondin motifs)が急性虚血時にのみ一過的に血液中に分泌される急性虚血のバイオマーカーであり、慢性虚血などの他の虚血状態では分泌されないことの発見に基づくものである。この検出方法によれば、対象が急性虚血性疾患に罹患しているか否かを発症の初期に判別することができる。
技術概要
(1)急性虚血性疾患が疑われる対象由来の血液と、ADAMTS−1を認識する抗体とを接触させる工程;および(2)工程(1)で形成された複合体を検出する工程;を含む、対象におけるADAMTS−1を検出する方法である。また、抗体がモノクローナル抗体である方法である。また、急性虚血性疾患が、虚血性心疾患、虚血性脳疾患、虚血性肺疾患、腎梗塞、急性腸間膜動脈閉塞症、急性動脈閉塞症、網膜動脈閉塞症および網膜静脈閉塞症から選択される少なくとも一つの疾患である、方法である。また、ADAMTS−1を認識する抗体を含む、急性虚血性疾患診断用キットである。また、ADAMTS−1を認識する抗体を有効成分とする、急性虚血性疾患診断薬である。図1は低酸素状態における、各細胞のADAMTS−1 mRNA発現量を示す図である。縦軸は相対強度を示し、横軸は各細胞を低酸素状態においた時間を示す。図2は吸光度とADAMTS−1濃度との関係を示す検量線である。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 この方法は、これまでに汎用されてきた心筋逸脱酵素による検出方法と異なり、偽陽性を示すことなく、急性期の段階で治療方針を定めることを可能にする強力な診断ツールとなり得る。またこの方法はこれまでに汎用されてきた心筋逸脱酵素による検出方法と異なり、偽陽性を示すことなく、急性期の段階で治療方針を定めることを可能にする強力な診断ツールとなり得る。
改善効果2 この検出方法によれば、検出対象をADAMTSとするため、心臓を始めとする様々な組織における急性虚血に伴って血液中に分泌されたADAMTSも簡便かつ迅速に検出可能である。従って、この検出結果を利用することにより、心筋梗塞のみならず、脳梗塞、肺梗塞等の緊急を要する疾患を急性期の段階で判定することができる。
改善効果3 検出方法を利用することで、ADAMTSの血中濃度を測定することができる。そして、他の虚血性疾患マーカーとの組合せによって、急性虚血性疾患を発症してからの時間や、疾患の重篤度などを予想することも可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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