ポリイミドの製造方法

開放特許情報番号
L2008004943
開放特許情報登録日
2008/9/12
最新更新日
2012/3/9

基本情報

出願番号 特願2007-119196
出願日 2007/4/27
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2008-274103
公開日 2008/11/13
登録番号 特許第4863292号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 ポリイミドの製造方法
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 ポリイミド、プラスチック練り込み補強用充填剤、細長い帯状体が集合した微粒子組織を有するポリイミド
目的 ポリイミドは、電気絶縁性や高耐熱性等といった好ましい性質を有するため、種々の分野で用いられている。従来知られているポリイミドウィスカーの製造方法は、何れも、ポリアミド酸溶液と脱水縮合剤とを用いる必要があった。脱水縮合剤としては無水酢酸のような酸無水物、ホスゲン等の塩化物、三塩化リンのようなリン化合物といったもので、吸水を防止する等といった取り扱いに注意が必要であり、製造方法の実施を複雑化するといった問題があった。この技術は、このような状況に鑑みてなされたもので、ポリイミドの簡単な製造方法を提供する。
効果 特定の化合物をモノマーとして用いることによりポリイミドを製造できることを見出した。この方法は、従来知られておらず、新しいポリイミドの製造方法であり、脱水縮合剤のような重合を促す重合剤などを必須とせず、簡単にポリイミドを製造することができる。
技術概要
式(I)で示される化合物を溶媒中で重合し、式(II)で示される繰り返し単位を有するポリイミドを固体にて析出させる新しいポリイミドの製造方法である。(式(T)中、X↓1とX↓2のうちいずれか一方は水素原子であり、いずれか他方は水素原子、アルキル基、アリール基を意味し、X↓3は水素原子又はアシル基を意味する)。この方法は、化合物(I)の全てが溶媒中に完全に溶解する溶解ステップと、この溶解ステップの後、式(II)で示される繰り返し単位を有するポリイミドが溶液中から固体として析出する析出ステップとを含むものである。溶媒は芳香族化合物を含むものであるが、特にジベンジルトルエンが好ましい。重合は240℃乃至350℃の温度範囲で2時間〜36時間行われる。重合に用いる化合物(I)から100%の収率で、ポリイミドが生成すると仮定した場合に生成するポリイミドの重量W(g)が、溶媒の体積V(ml)に対する割合(パーセント)((W/V)×100)が0.5乃至12.0の範囲である。生成するポリイミドは、細長い帯状体が集合した微粒子組織を形成する。直径は好ましくは0.5μm〜50μmである。各種樹脂の補強材として用いられる。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
対価条件(一時金) 【不要】 

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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