技術概要
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転相温度乳化装置1は、連続相となる第1の液体を導入するための第1入口ポート2、分散相となる第2の液体を導入するための第2入口ポート3、これら第1及び第2入口ポートに連通し、導入された二液を合流させて第1の液体中に第2の液体が分散したエマルションを調製するマイクロ流路6、及びマイクロ流路6に連通しエマルションを回収するための出口ポート4とを具える合流マイクロリアクタユニット5と、エマルションを転相温度以上に加熱する加熱マイクロリアクタユニット9と、加熱したエマルションを転相温度以下に冷却する冷却マイクロリアクタユニット10とを積層してなる。第1、第2の液体をマイクロ流路に導入し、マイクロ流路内で二液を混合乳化して、第1の液体中に第2の液体が分散した初期エマルションを調製し、マイクロリアクタを用いてエマルションを転相温度以上に加熱して転相を生じさせ、第2の液体中に第1の液体が分散した中間エマルションを調製し、マイクロリアクタを用いて中間エマルションを転相温度以下に冷却して転相を生じさせ、第1の液体中に第2の液体が分散しており、初期エマルションよりも微細な最終エマルションを得る転相温度乳化方法である。 |