出願番号 |
特願2007-059616 |
出願日 |
2007/3/9 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2008-224269 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第4910149号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
二次元磁気特性測定装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
二次元磁気特性測定装置 |
目的 |
励磁コイルを試料の対角線方向に巻くことで、巻数に対する磁路長を等しくして磁束密度の分布をより均一化する。 |
効果 |
内側及び外側励磁コイルを試料の互いに異なる対角線方向に巻いたことから、その中心の高磁束密度領域である測定区域を通過する磁束の左右への拡がりが少なくなり(湾曲の程度が小さい)、磁束密度の分布がより均一化する。 |
技術概要
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四角形をした内側励磁コイルの周囲に内側励磁コイルの巻き方向と直交する方向にコイルを巻いた同じく四角形をした外側励磁コイルを配置し、内側励磁コイルの中に正方形の試料を隣り合う辺が内側及び外側励磁コイルの巻き方向とそれぞれ平行に設定して収容するとともに、内側及び外側励磁コイルに電流を流して試料中を各々の電流値で合成された方向に通行する磁束を発生させる二次元磁気特性測定装置である。内側及び外側励磁コイルを、二等辺三角形をした巻枠に対して底辺と平行で、かつ、互いに試料の対角線方向に直交させて巻いて底辺同士を合わせた四角形に形成する。図1は、測定装置の斜視図、図2はこれを分解した状態の斜視図である。この測定装置は、内側巻枠1に巻かれた内側励磁コイル2と、外側巻枠3に巻かれた外側励磁コイル4とを有している。内側巻枠1は、平面視二等辺三角形をした一方側巻枠1aと同じく二等辺三角形をした他方側巻枠1bの底辺同士を合わせた四角形に形成する。内側励磁コイル2は、一方側励磁コイル1aと、他方側励磁コイル1bとに分けて巻かれているが、各々は一方側巻枠1aと他方側巻枠1bの底辺それぞれに平行に巻かれている。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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