出願番号 |
特願2007-061057 |
出願日 |
2007/3/9 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2008-222612 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第5140828号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
イミノ基を含有する化合物の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
イミノ基又はカルボニル基を含有する化合物 |
目的 |
イミンやケトンなどの炭素−水素結合に対して分極した不飽和結合を挿入して、新たな炭素−炭素結合を形成して、原子効率良くイミノ基又はカルボニル基を含有する化合物を製造する方法を提供する。 |
効果 |
イミンやケトンなどの炭素−水素結合に対して、分極した不飽和結合を挿入して、新たな炭素−炭素結合を形成して、原子効率良くイミノ基又はカルボニル基を含有する化合物を製造することができる。 |
技術概要
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マンガン化合物などの遷移金属触媒によって、イミンやケトンなどのβ位の炭素−水素結合を活性化し、そこにカルボニル基などの分極した不飽和結合を挿入してから、水酸基、アミノ基又はチオール基の保護が可能な化合物と反応させ、保護されたアルコール、アミン又はチオールを得る。式1で示される化合物と、式2で示される化合物と、水酸基、アミノ基又はチオール基の保護が可能な化合物とを反応させることを特徴とする、式3で示される化合物の製造方法である。式中、=Xは、=N−R↑1又は=Oであり;R↑1〜R↑4は、水素原子、置換基を有してもよい、アルキル基、アルケニル基等、R↑1〜R↑4は、相互に結合して環を形成してもよい。式中、=Yは、=O、=S、=N−R↑7から選ぶ1種を示し;R↑5〜R↑7は、水素原子、置換基を有してもよい、アルキル基、アルケニル基等、R↑5〜R↑7は、相互に結合して環を形成してもよい。Prot.は水酸基、アミノ基又はチオール基の保護基である。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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