出願番号 |
特願2006-335735 |
出願日 |
2006/12/13 |
出願人 |
国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 |
特開2008-146560 |
公開日 |
2008/6/26 |
登録番号 |
特許第4576537号 |
特許権者 |
国立大学法人埼玉大学 |
発明の名称 |
ペンタブレット型インターフェース |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、その他 |
適用製品 |
ペンタブレット型インターフェース |
目的 |
実際にペンで紙等に描画しているときの感触を擬似的に得ることができるペンタブレット型インターフェースを提供する。 |
効果 |
ペンを使ってタブレットに文字やイラスト等を描く使用者に対して、実際の筆記具や描画具を使用しているときに似た感触を与えることができ、ペンの書き味を実物に近づけることができる。このペンを使用する使用者は、表示画面を逐次見なくても、描画の開始や終了を書き味の有無から識別することができるので、入力作業の作業効率が向上する。 |
技術概要
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ペンと、ペンが接触する基板と、基板に超音波振動を励起する超音波励起手段と、ペンの基板との接触箇所に積層された積層体と、を備え、積層体が、弾性物質から成る第1の層と、第1の層より高いヤング率を有する物質から成る第2の層とを具備し、ペンを基板上で移動するとき、第2の層が基板に接触して移動し、超音波励起手段が、基板に励起する超音波発生手段と、超音波発生周期を制御する超音波駆動制御手段とを備えるペンタブレット型インターフェースである。ペン10と、基板20と、基板20に超音波振動を励起する超音波励起手段と、ペン10に積層されたゴム膜11及びアルミニウムフィルム12とを具備し、ペン10を基板上で移動するとき、Alフィルム12が基板20に接触して移動する。超音波励起手段は、基板20に励起する超音波を発生する超音波発生手段と、超音波発生周期を制御する超音波駆動制御手段とを備える。この装置では、基板10の超音波振動の励起が周期的に行われ、そのために基板の見掛け上の摩擦係数が時間的に変化し、ペン10のゴム膜11がせん断方向に伸び縮みし、これが振動となってペン10に伝わり、実際の筆記具や描画具を使用しているときに似た感触を得る。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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