出願番号 |
特願2006-271669 |
出願日 |
2006/10/3 |
出願人 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
公開番号 |
特開2008-089251 |
公開日 |
2008/4/17 |
登録番号 |
特許第5135576号 |
特許権者 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
発明の名称 |
製氷装置 |
技術分野 |
その他 |
機能 |
機械・部品の製造、加熱・冷却 |
適用製品 |
製氷装置 |
目的 |
硬度および透明度が高く商品価値の高い単結晶氷を、任意形状をもって連続的に製造できる製氷方法および製氷装置を提供する。 |
効果 |
硬くて透明度が高く、商品価値の高い単結晶氷を連続的に製造できる固化方法および製氷方法を実現できる。また、0℃よりもいくらか高い雰囲気温度で製氷できるため、製氷容器に対する凍結付着力が弱く、氷を製氷容器から容易に取り出すことができる製氷方法を実現できる。 |
技術概要
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容器内に収容した液体を放射により固化温度以下の低温熱源へ熱移動させて冷却し、容器内の液体を固化させる液体の固化方法である。また、容器内に収容した水を放射により氷結温度以下の低温熱源へ熱移動させて冷却し、容器内の水を氷結させる製氷方法である。図1は、製氷装置10を示す縦断面図である。図2は、図1中のA−A矢視断面図である。水11を満たした容器12の開口部13を除く周囲を断熱材14で覆うとともに、容器12の開口部13を真空槽18で覆い、容器12と反対側の真空槽18の外面に氷結温度以下の低温熱源21を設け、真空槽18を介して放射により容器12内の水11を氷結させる製氷装置10である。また、容器12の内部と連通する緩衝容器17を設け、低温熱源21としてペルチェ素子を用いる。また、図3に示すようにペルチェ素子21の低温側は運転開始後、急激に−26℃程度の温度まで冷却される。図4には、真空槽内の上部27および下部28の温度が記録されている。真空槽内の上部27温度および下部28温度とも運転開始後1時間程度で急激に低下して2℃以下になる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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