出願番号 |
特願2006-053935 |
出願日 |
2006/2/28 |
出願人 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
公開番号 |
特開2007-232540 |
公開日 |
2007/9/13 |
登録番号 |
特許第4815591号 |
特許権者 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
発明の名称 |
流体解析方法及び流体解析装置 |
技術分野 |
その他 |
機能 |
検査・検出、その他 |
適用製品 |
流体解析装置 |
目的 |
高粘度流体に加えて低粘度流体についても法線応力差の解析を容易に行うことができる流体解析方法及び流体解析装置を提供する。 |
効果 |
容器にボブを押し込むことにより容器内で流体に対してせん断流動を与え、このとき得られたボブへの反力を基に流体について法線応力差を求めるので、固形状に形成し難いような低粘度流体でも法線応力差を確実に求めることができ、かくして高粘度流体に加えて低粘度流体についても法線応力差の解析を容易に行うことができる。 |
技術概要
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容器6に円柱型ボブ2を押し込むことにより側面隙間Gで非ニュートン流体9に対しせん断流動を与え、このとき円柱型ボブ2が受ける反力Fを測定し、この反力Fとユーザが入力した各条件とを用いて所定の式で演算処理を実行するようにしたことにより、固形状に形成し難いような低粘度の非ニュートン流体9も法線応力差を確実に求めることができ、かくして高粘度の非ニュートン流体に加えて低粘度の非ニュートン流体9についても法線応力差の解析を容易に行うことができる。流入損失及び流出損失は、粘性抵抗力Fvと底面押し上げ抗力Fpとに比べて流量が小さいことから無視できる。従って円柱型ボブ2を非ニュートン流体9内に押し込むことにより発生する反力Fには、粘性抵抗力Fv、底面押し上げ抗力Fp、増加浮力Fb及び押し下げ力Fnの4つが作用するとみなせる。円柱型ボブ2を押し上げる力(押し上げ力)は、増加浮力Fb、底面押し上げ抗力Fp及び粘性抵抗力Fvとを合算したものとなることから、押し上げ力と、押し下げ力Fnと、ロードセル8で測定した反力Fとの関係は、式:Fn=F−Fv−Fp−Fbで表される。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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