流水領域検出システム、流水領域検出方法、及びプログラム

開放特許情報番号
L2008004768
開放特許情報登録日
2008/9/5
最新更新日
2011/3/18

基本情報

出願番号 特願2006-049247
出願日 2006/2/24
出願人 国立大学法人長岡技術科学大学
公開番号 特開2007-226681
公開日 2007/9/6
登録番号 特許第4677561号
特許権者 国立大学法人長岡技術科学大学
発明の名称 水位検出システム、水位検出方法、及びプログラム
技術分野 情報・通信、電気・電子
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、検査・検出
適用製品 流水領域検出システム、及びプログラム
目的 水中にいかなる物体をも設置することなく、河川等を被写体とする映像信号のみから、その河川等の流水領域を検出できるようにする。
効果 河川等を被写体として固定カメラで撮影された流水領域及び非流水領域が含まれる映像を時間方向に積分して流水領域におけるエッジ成分を抑圧し、その映像全体にウェーブレット変換を施して得られた特徴量に基づいて画素毎に流水領域の画素であるか又は非流水領域の画素であるかを推定する。そして、その推定結果に基づいて流水領域及び非流水領域に分割する。これにより、水中にいかなる物体をも設置することなく、河川等を被写体とする映像信号のみから、その流水領域を検出することができる。
技術概要
図1は、流水領域検出システムの構成例を示すブロック図である。流水領域検出システムでは、領域抽出部1は、固定カメラCMを用いて撮影された撮像映像から、半分に陸部が、もう半分には流水部が写っているような領域を数フレームにわたり抽出する。フレーム加算部2は、領域抽出部1により抽出された領域画像について、複数のフレームを同期加算する。ウェーブレット変換部3は、フレーム加算部2により生成された画像に対してウェーブレット変換を施し、流水部には少ないが陸部には多く存在するエッジ成分、つまり流水部と陸部の差異を強調させるようなN次元(Nは整数)の特徴ベクトル(特徴量)を計算する。最尤推定部4は、ウェーブレット変換部3により生成された画像における個々の画素について、陸領域の画素であるか、あるいは流水領域の画素であるかを推定する。領域分割部5は、最尤推定部4により生成された画像に対して、陸領域であると推定された画素を多く含む領域を陸部、それ以外を流水部と判別して、非流水領域及び流水領域に二分割する。図2は領域分割部の構成を示す図である。図3は流水領域検出システムを実現可能なコンピュータ機能を示すブロック図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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