出願番号 |
特願2005-136477 |
出願日 |
2005/5/9 |
出願人 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
公開番号 |
特開2006-313706 |
公開日 |
2006/11/16 |
登録番号 |
特許第5256448号 |
特許権者 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
発明の名称 |
電極及びその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
電極 |
目的 |
活性が高められた触媒を有する電極及びその製造方法を提供する。 |
効果 |
この電極及び膜電極接合体は、これを固体高分子形燃料電池のアノードや、電気分解セルのカソードとして用いた場合に、電極反応の過電圧を低減させることが可能となる。特に、直接アルコール形燃料電池におけるアルコール酸化電極や、アルコールの電気分解における改質電極として有用なものである。また、この電極触媒は高活性を有するものである。更に、この製造方法によれば、高活性な電極触媒を有する電極を容易に製造することができる。 |
技術概要
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電極触媒及び溶媒を含む噴霧液を静電噴霧法(ESD法)によってガス拡散電極に直接噴霧して電極を製造する方法、及び電極触媒及び溶媒を含む噴霧液を静電噴霧法によって回収用基板上に噴霧して、基板上に電極触媒を付着させ、付着した電極触媒を回収してガス拡散電極に塗着する電極の製造方法である。更に、固体高分子電解質膜におけるイオン非伝導ドメインに対応する表面部位に比較して、電解質膜におけるイオン伝導ドメインに対応する表面部位に、静電噴霧法によって処理された電極触媒が選択的に施されている電気分解用膜電極接合体を提供する。ESD法は、図に示す装置10を用いて行うことができる。装置10は、平坦な台座11を備える。台座11上には、各種金属を始めとする電子伝導性材料からなる基板12が載置する。基板12上には、カーボンペーパーなどの炭素質材料からなるガス拡散電極13を載置する。別に、ガス拡散電極13に臨むように、ガス拡散電極13の上方に噴霧液を吐出するノズル14を配置する。金属基板12とノズル14との間に電界を印加した状態下で、ノズル14からガス拡散電極13に向けて噴霧液を直接噴霧して、ガス拡散電極13の一面に電極触媒を施す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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