符号ダイバーシチ通信方法及び符号ダイバーシチ通信システム

開放特許情報番号
L2008004751
開放特許情報登録日
2008/9/5
最新更新日
2010/7/16

基本情報

出願番号 特願2005-004973
出願日 2005/1/12
出願人 国立大学法人長岡技術科学大学
公開番号 特開2006-197073
公開日 2006/7/27
登録番号 特許第4534038号
特許権者 国立大学法人長岡技術科学大学
発明の名称 符号ダイバーシチ通信方法及び符号ダイバーシチ通信システム
技術分野 情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 符号ダイバーシチ通信システム
目的 送信信号の振幅を一定に保つ定振幅合成系列の構成とすることで、送信機出力段の負担を増大させることなく、干渉抑圧性能を向上できる符号ダイバーシチ通信方法及び符号ダイバーシチ通信システムを提供する。
効果 直接拡散スペクトル拡散方式における符号ダイバーシチ通信方法であって、送信機側で、直交化巡回シフトM系列の集合の和に、拡散用符号系列を乗じて定振幅となる系列を生成し、当該生成した系列に送信データを乗じて送信する符号ダイバーシチ通信方法としているので、送信機の出力段で負担を増大させることがないという効果がある。また、受信機前段に振幅リミッタを設けても、信号波形の劣化が少ないという効果がある。
技術概要
直接拡散スペクトル拡散方式における符号ダイバーシチ通信方法は、送信機側で、直交化巡回シフトM系列の集合の和に、拡散用符号系列を乗じて定振幅となる系列を生成し、この生成した系列に送信データを乗じて送信する。符号ダイバーシチ通信方法により送信された信号を受信する受信側では、拡散用符号系列と直交化巡回シフトM系列の部分集合の和系列によって逆拡散してブランチの相関を出力し、相関の分散から対応する重み係数を算出して、逆拡散した信号に対応する重み係数を乗算したものの和によって復調する。図に示すように、送信機10は、直交化巡回シフトM系列の集合の和に、拡散用符号系列を乗じて定振幅となる系列を生成し、この生成した系列に送信データを乗じて送信する変調器11を有し、受信機20が、送信機10から送信された信号を、拡散用符号系列と直交化巡回シフトM系列の部分集合の和系列によって逆拡散する復調器21と、逆拡散された信号を積分してブランチの相関を出力する積分器22と、逆拡散した信号に、相関の分散に対応する重み係数を乗算する乗算器23と、乗算された信号を合成する合成器24とを有するものである。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 直交化巡回シフトM系列の全ての系列による合成振幅の値により、直交化巡回シフトM系列の各チップの値を除算して送信電力の正規化を行う上記符号ダイバーシチ通信方法としているので、送信電力を抑えることができる効果がある。
改善効果2 符号ダイバーシチ通信方法により送信された信号を受信する受信側では、拡散用符号系列と直交化巡回シフトM系列の部分集合の和系列によって逆拡散してブランチの相関を出力し、相関の分散から対応する重み係数を算出して、逆拡散した信号に対応する重み係数を乗算したものの和によって復調する符号ダイバーシチ通信方法としているので、性能が劣化することもなく、干渉抑圧性能を向上できる効果がある。
改善効果3 直交化巡回シフトM系列の集合の和に、拡散用符号系列を乗じて定振幅となる系列を生成し、当該生成した系列に送信データを乗じて送信する変調器を有する送信機としているので、送信機の出力段で負担を増大させることがないという効果がある。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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