出願番号 |
特願2006-345084 |
出願日 |
2006/12/21 |
出願人 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 |
特開2008-158114 |
公開日 |
2008/7/10 |
登録番号 |
特許第4734652号 |
特許権者 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
発明の名称 |
光学システム |
技術分野 |
その他 |
機能 |
その他 |
適用製品 |
光学システム |
目的 |
現実には鏡が存在しない空間に、被投影物を鏡に映した場合と同様の像を結像させるという、斬新な結像方式を有する光学システムを提供する。 |
効果 |
光を透過し面対称位置へ実像の結像作用を持つ光学素子と鏡面を利用することで、実体としては存在しない仮想鏡に映った被投影物の実像を観察することができるという、新しい結像様式の光学システムを創出するものである。したがって、本発明の光学システムを、適度な角度・距離から覗き込むことで、仮想鏡に映った鏡映像(例えば観察者自身の顔)を空中に観察することができる。 |
技術概要
 |
光学システムは、光を屈曲させつつ透過させて面対称位置へ実像の結像作用を持つ光線屈曲面1と、この光線屈曲面に向けて配置される鏡面2とを具備し、光線屈曲面1を挟んで鏡面2とは反対側である観察側に配置した被投影物Oの像を、この被投影物Oから発せられる光が光線屈曲面を透過して鏡面2に反射し更に光線屈曲面1を透過することによって、鏡面2の光線屈曲面1に対する面対称位置に移動させた実体のない仮想鏡3に映した位置に結像させる。反射型面対称結像素子は、所定の基盤を厚み方向に貫通させた複数の穴を備え、各穴の内壁に前記直交する2つの鏡面要素から構成される単位光学素子を形成したものであって、前記穴を通じて基盤の一方の面方向から他方の面方向へ光が透過する際に、2つの鏡面要素でそれぞれ1回ずつ反射させるものとすることができる。すなわち、基盤面に多数の穴を形成し、その各穴に2つの直交する鏡面要素を形成するという比較的簡素な構成で、反射型面対称結像素子を作成することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|