出願番号 |
特願2006-345205 |
出願日 |
2006/12/22 |
出願人 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
公開番号 |
特開2008-155099 |
公開日 |
2008/7/10 |
登録番号 |
特許第5034046号 |
特許権者 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
発明の名称 |
水分解用光触媒、並びに該光触媒の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
水及び有機物分解用光触媒 |
目的 |
毒性が低く、水を水素と酸素に完全に分解することができる光触媒、或いは高い活性を有する有機物分解用光触媒、及び光合成反応の光触媒等として有用な酸化セリウムを活性成分として含有する光触媒を提供する。 |
効果 |
得られる光触媒は、毒性が低く、水を水素と酸素に完全に分解することができる水分解用光触媒、或いは高い活性を有する有機物分解用光触媒、及び光合成反応の光触媒等として極めて有用である。 |
技術概要
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はじめに、粉末状の酸化セリウムとカルシウム、ストロンチウム、イットリウム、ランタンからなる群から選択された異種元素を含む化合物の1種又は2種以上を、異種元素の添加量が酸化セリウムを基準として0.1〜50モル%の範囲で混合して前駆体を得る。次に、前駆体を空気中、500〜1400℃の温度に加熱する。得られた酸化セリウム及び異種元素からなる複合体に、複合体を基準として0.1〜10重量%程度になるように、酸化ルテニウム、又は白金から選択された助触媒を担持させることによって光触媒を構成する。また、助触媒としては、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化クロム、酸化ロジウム、酸化イリジウム、或いは金等を使用することも可能である。例えば、作製した酸化ルテニウム担持酸化セリウム0.8gを蒸留水700mL中に懸濁させ、450W高圧水銀ランプを光源として円筒型石英製ジャケットを通して光を照射した。その結果を図1に示す。図1に見られるように、光照射によって水素と酸素がほぼ化学量論比で生成することが判る。図2は酸化ルテニウム担持0〜50mol%ストロンチウム添加酸化セリウムの水分解活性を示す図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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