出願番号 |
特願2005-241606 |
出願日 |
2005/8/23 |
出願人 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
公開番号 |
特開2007-054904 |
公開日 |
2007/3/8 |
登録番号 |
特許第4081551号 |
特許権者 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
発明の名称 |
金型のラップ処理方法とラップ用工具 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
金型のラップ用工具 |
目的 |
長時間の人的作業を伴うので、処理時間の長期化、処理コストの高騰を余儀なくされている従来の問題点を解消し得る金型のラップ処理方法、このラップ処理方法の実施に活用できるラップ用工具、を提供する。 |
効果 |
金型の加工凹部内に充填されているラップ剤を当該ラップ用工具で金型の被ラップ処理面に叩きつけたり摺接させてラップ処理を行うものであるから、人手に頼らず全自動的に金型のラップ処理を極めて能率良く実施することができる。しかも、ラップ用工具/被ラップ処理面に対するラップ剤の連続供給も無装置、無エネルギーで行っていることになり、設備コスト及びランニングコストを大巾に削減し、非常に安価に高品質のラップ処理が行える。 |
技術概要
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図1において、1は数値制御工作機械において加工凹部2が切削加工された直後で数値制御工作機械にセットされたままの金型であり、3は数値制御工作機械の主軸4に、前記加工凹部2の切削に使用された切削工具に代えて取り付けられたショットピーニング型のラップ用工具である。5は加工凹部2の上端周辺を取り囲むように金型1の上面に据え付けられた囲み部材であって、この囲み部材5と加工凹部2とでラップ剤充填容器が形成されている。換言すれば、囲み部材5によって加工凹部2の内部空間が嵩上げされている。ショットピーニング型のラップ用工具3は、図2に示すように、ほぼ半球面状の先端部6aを備えた円柱状の工具本体6の前記先端部6a含む先端側適当長さのラップ作用領域6bの周面に凹凸加工が施されている。ラップ作用領域6bの周面の凹凸加工は、この工具本体6の軸心方向に沿った突条7を周方向適当間隔おきに突設したものである。金型1の加工凹部2の内側表面、即ち、被ラップ処理面2aに対するラップ処理に先立って、囲み部材5と加工凹部2とで形成されたラップ剤充填容器内にラップ剤8が充填される。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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