曲面形状と視線との交差座標導出方法
- 開放特許情報番号
- L2008004613
- 開放特許情報登録日
- 2008/8/22
- 最新更新日
- 2012/7/30
基本情報
出願番号 | 特願2007-182243 |
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出願日 | 2007/7/11 |
出願人 | 国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2009/1/29 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人埼玉大学 |
発明の名称 | 曲面形状と基準面との距離算出方法 |
技術分野 | 機械・加工 |
機能 | 機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 | 曲面形状と視線との交差座標導出システム |
目的 | ボールエンドミルを用いた3軸制御加工を対象として、近似時に生じた曲面と多面体との形状の隔たりをグラフィックハードウェア内で補正することができる曲面形状と視線との交差座標導出方法を提供する。 |
効果 | 視界座標系上での曲面と視線との交差座標を、正確、かつ、迅速に求めることができる。 |
技術概要![]() |
図1は曲面形状と視線との交差座標導出方法を概略的に示す図である。交点のモデル座標系上での座標値を元に格子点上でのポリゴンと近似前の曲面との間の距離eを計算する。その上で深度dと距離eとから本来の曲面に対して視線が持つべき深度値を推定する。この処理をポリゴンごとにGPUの機能を用いて行い、深度値の比較から最も基準面に近い交点の座標を包絡面の座標として求めることによって正確かつ高速な形状の推定を実現する。この手法では、ポリゴン頂点の座標定義を正規化されたモデル座標系上で行い、視界座標系での視線とポリゴンとの交点座標をモデル座標系上に投影することによって、GPUのPixel Shaderの内部で曲面と交点との隔たりを計算できるようにしている。図2は交差座標導出方法を採り入れた切削シミュレーションの手順を示すフローである。工作機械でNCプログラムを実行したときの被削物の削り残しや削り過ぎを事前に検証する切削シミュレーション、あるいは、NCプログラムを作成する際の製品モデルから工具経路を生成する処理や、製品形状と工具軸との干渉を判定する処理などに広く適用することができる。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【試作】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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