出願番号 |
特願2007-079288 |
出願日 |
2007/3/26 |
出願人 |
国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 |
特開2008-241335 |
公開日 |
2008/10/9 |
登録番号 |
特許第4560633号 |
特許権者 |
国立大学法人埼玉大学 |
発明の名称 |
化学センサ |
技術分野 |
その他 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
化学センサ |
目的 |
検出対象が電荷密度の変化を伴わない系についても観測可能な大面積の化学センサを提供する。 |
効果 |
新規なセンサ機構を採用することにより従来のLAPS(Light Addressable Potentiometoric Sensor)では不可能であった系の観測が可能となることに加え、その大面積化、低コスト化が好適に実現された化学センサが提供される。 |
技術概要
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図1は、化学センサ10の概略図を示す。化学センサ10は、センサ部12とポテンショスタット14を含んで構成される。センサ部12は、透明基板16、透明電極18、および光導電性有機膜20の積層構造として構成されている。光導電性有機膜20が光活性層として機能しており、励起光スポットを受けて光キャリアを発生する機能と発生した光キャリアを輸送する機能を併せ持つ単層膜としてセンサ部12の最外表面を構成する。光導電性有機膜20は、光キャリアを輸送する機能を有する導電性有機分子に対してキャリアを発生する機能を有する増感剤としての色素を分散担持させることによって形成される。図2は、化学センサ10の新規なセンサ機構を説明するための概略図である。図2に示されるように、励起光掃引装置から矢印の方向に集束照射された励起光Lが、透明基板16および透明電極18を透過して光導電性有機膜20に達すると、光導電性有機膜20中に分散した図示しない色素は、励起光Lを受けて光キャリアCを発生し、発生した光キャリアCは、光導電性有機膜20中の導電性有機分子によって輸送される。図3は化学センサの新規なセンサ機構を説明するための概念図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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