出願番号 |
特願2007-036070 |
出願日 |
2007/2/16 |
出願人 |
国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 |
特開2008-203927 |
公開日 |
2008/9/4 |
登録番号 |
特許第4552018号 |
特許権者 |
国立大学法人埼玉大学 |
発明の名称 |
動画像処理装置及び動画像処理方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
移動物体、差分画像、エレベータ制御、スーパーマーケット、客の数や客の流れを解析、背景差分 |
目的 |
フレーム間の差分画像には、移動体の動き方によって、その移動体の完全な輪郭線が現れない場合があり、この差分画像を画像認識に用いた場合は、高い認識精度が得られないことに鑑み、不完全な輪郭画像からでも移動体の輪郭線を高精度に求めることができる動画像処理装置を提供し、また、その動画像処理方法を提供することの実現。 |
効果 |
動画像のフレーム間差分で得られる不完全な輪郭画像から、移動体の輪郭線や軌跡を高い精度で生成することができる。得られた輪郭線や軌跡は、移動体の画像識別に用いて、識別精度の向上を実現する。 |
技術概要
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この技術では、動画像処理装置は、移動する対象物を撮影した動画像の時系列的に連続するフレーム画像から対象物の輪郭画像を差分抽出する輪郭画像抽出手段と、輪郭画像の重心を求める重心算出手段と、重心から延びる複数本の直線により輪郭画像を複数個の部分輪郭画像に分割する輪郭画像分割手段と、それぞれの部分輪郭画像の中心を部分輪郭画像の代表点として算出する部分輪郭画像代表点算出手段と、算出された代表点を結んで対象物の輪郭線を生成する輪郭線生成手段と、を備える。この動画像処理装置は、フレーム間差分で得られた輪郭画像を複数の部分輪郭画像に分割し、各部分輪郭画像の代表点を結んで移動体の輪郭線を生成する。また、輪郭画像分割手段が、輪郭画像を構成する各画素を、重心を中心とする極座標で表し、極座標の角度範囲によって部分輪郭画像を規定しても良い。この場合、部分輪郭画像を構成する各画素の極座標における角度は、その部分輪郭画像に対して規定された角度範囲に含まれることになる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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