出願番号 |
特願2006-293314 |
出願日 |
2006/10/27 |
出願人 |
独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
公開番号 |
特開2008-111677 |
公開日 |
2008/5/15 |
登録番号 |
特許第4791935号 |
特許権者 |
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
発明の名称 |
ZnS蛍光体を用いたシンチレーション中性子検出器の中性子/ガンマ線弁別方法 |
技術分野 |
その他 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
ZnS蛍光体を用いたシンチレーション中性子検出器の中性子/ガンマ線弁別システム |
目的 |
ZnS蛍光体を用いた中性子イメージ検出器において、計数率特性を維持したままガンマ線感度の低減を図る。 |
効果 |
ZnS蛍光体を用いた中性子イメージ検出器において、計数率特性を維持したままガンマ線感度の低減を図ることが可能となる。 |
技術概要
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ZnS蛍光体のガンマ線に対する特性として、その蛍光寿命が非常に短く光電子増倍管から出力される信号は20ns以下のパルス幅を持つ。一方、中性子がZnS蛍光体と↑6Liあるいは↑1↑0B中性子コンバータと組み合わせた中性子検出シートに入射した場合、発生したアルファ線等の粒子線はZnS蛍光体を発光させて蛍光寿命となる1μs以上の間フォトン信号を1つ以上放出する。中性子用シンチレータとしてZnS:Ag/↑6LiF中性子検出シートを用い、この検出シートの背後に64本の波長シフトファイバ束をおき、その下面に直交して64本の波長シフトファイバを配置し、縦軸と横軸の波長シフトファイバ束とする。波長シフトファイバ束はそれぞれ64チャンネル光電子増倍管に接続される。マルチアノード光電子増倍管から出力された信号は高速アンプと波高弁別器で10倍に増幅し、波高弁別する。その後、図に示すAND回路、ゲート時間発生回路、ゲート回路及びOR回路から構成される回路を用いて、ガンマ線と認識した場合には中性子信号を無効とする。その場合にも、XとYの出力信号のうち少なくとも1つの信号が所定のゲート時間内に計数される場合には中性子信号として計数する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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