マグネシウム合金、およびその製造方法

開放特許情報番号
L2008004375
開放特許情報登録日
2008/8/15
最新更新日
2009/12/25

基本情報

出願番号 特願2008-129892
出願日 2008/5/16
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-275274
公開日 2009/11/26
発明の名称 マグネシウム合金、およびその製造方法
技術分野 金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 マグネシウム合金
目的 常温における加工性に優れ、難燃性を備え、強度の高いマグネシウム合金を得ることが可能にする、マグネシウム合金の製造方法を提供する。また、常温における加工性に優れるとともに、難燃性を備え、かつ強度も高いマグネシウム合金を提供する。
効果 このマグネシウム合金の製造方法によれば、インゴットを多方向鍛造法で鍛造する(D工程)ことにより、マグネシウム合金の組織が微細化し、常温での延性が20%以上のマグネシウム合金を得ることができる。しかも、常温での延性が20%以上であってもCa添加により難燃性を持ち、比強度が150以上のマグネシウム合金を得ることができる。常温での延性が20%以上であるため、常温でプレス加工が可能となり、冷間プレス加工が可能な優れたマグネシウム合金を得ることが可能になる。
技術概要
図1は、マグネシウム合金の製造方法を示すフローチャートである。図2は多方向鍛造を示す模式図である。溶体化処理を施したインゴットを多方向からそれぞれ順に押圧し鍛造する多方向鍛造法は、図2(a)に示すように、工程Cを経たインゴット10を例えば立方体とした時に、インゴット10に対して互いに直角を成すX軸、Y軸、Z軸の各軸方向から、それぞれ2回以上インゴットを押圧して鍛造する方法である。例えば、図2(b)に示すように、最初にインゴット10のX軸方向に沿ってインゴット10を押圧する。この時、押圧前におけるインゴット10のX軸方向の長さをW1、押圧後のX軸方向の長さをW2としたときに、W2がW1よりも30〜50%程度小さくなるような押圧力でインゴット10を押圧すれば良い。同様に、Y軸方向に沿ってインゴット10を押圧し(図2(c))、更にZ軸方向に沿ってインゴット10を押圧する(図2(d))。図3は、マグネシウム合金の製造方法の別な例を示すフローチャートである。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 このマグネシウム合金によれば、重量%単位において、5.0<Zn≦8.0、0<Al≦3.0、0.1≦Ca≦1.0、残部Mgから構成し、かつ多方向鍛造法を経て形成することにより、延性が20%以上であり、かつCa添加により難燃性を持ち、比強度が高く、冷間プレス加工も可能な、加工性に優れたマグネシウム合金を実現することが可能になる。ここで、延性とは、JIS14B号試験片を用いて、JISに規定されている室温での引張り試験方法により得られた破断伸びを指す。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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