メラニン生成阻害剤

開放特許情報番号
L2008004352
開放特許情報登録日
2008/8/15
最新更新日
2015/9/21

基本情報

出願番号 特願2008-115835
出願日 2008/4/25
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-263282
公開日 2009/11/12
登録番号 特許第5392742号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 メラニン生成阻害剤
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 メラニン生成阻害剤、美白剤、皮膚化粧料、皮膚外用剤、N−カフェオイルトリプタミン、N−フェルロイルトリプタミン
目的 角質層は異物が体内に侵入するのを防ぐことから、美白作用を目的とした化合物評価によく使われるチロシナーゼ阻害活性やメラノーマやメラノサイト等の培養細胞系でメラニン生成阻害活性の確認された化合物が、実際にin vivoで、皮膚の角質層を透過し、メラノサイトまで達して美白作用を奏するとは限らない。そこで、ヒトの皮膚の角質層を透過して、メラノサイトまで達して美白作用を有し、かつ化学合成法による生産のみならず食用植物等からも抽出可能な安全、安価でかつ有効性の高い化合物を探索し、新たなメラニン生成阻害剤、美白剤を提供する。
効果 N-カフェオイルトリプタミンおよびN-フェルロイルトリプタミンはB16マウスメラノーマ細胞、ヒトの培養メラノサイト、およびヒト皮膚3次元モデルでメラニン生成阻害作用を示す。このうちN-カフェオイルトリプタミンは有機化学的な合成方法により製造できるほか、コーヒーなどから抽出、精製することにより製造することができる。したがって、これらを用いれば、食用植物にも存在する安全かつ活性が高く有用なメラニン生成阻害剤、美白剤が提供できる。
技術概要
式(1)で示されるN-カフェオイルトリプタミン或いはN-フェルロイルトリプタミンを含有するメラニン生成阻害剤及び美白剤に関する。(式中RはHまたはCH↓3を表わす)。メラニン生成阻害剤及び美白剤の構成成分のうち、N-カフェオイルトリプタミンは植物中に含まれており、メラニン生成阻害剤及び美白剤はN-カフェオイルトリプタミンを含む植物抽出物を含有するものであっても良い。これらは皮膚化粧料、医薬、及び機能性食品において特に有用なものとして用いられる。N-カフェオイルトリプタミンは植物に見出されるフェニルプロパノイドアミドの一種であり、コーヒー、カカオ、ベニバナなどに見出され、抗炎症、抗アテローマ性動脈硬化症作用などが知られている。一方、N-カフェオイルトリプタミンの簡便な化学合成法も開発されており、これらによってもN-カフェオイルトリプタミンを得ることができる。皮膚化粧料(全重量)中のN-カフェオイルトリプタミンあるいはN-フェルロイルトリプタミンの含有量は、0.002重量%〜0.2重量%が好ましい。図は、N-カフェオイルトリプタミンおよびN-フェルロイルトリプタミンのヒト皮膚3次元モデルでの美白作用を示す。皮膚モデルカップを並べて撮影したもの。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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