出願番号 |
特願2008-110756 |
出願日 |
2008/4/21 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-267451 |
公開日 |
2009/11/12 |
登録番号 |
特許第5392741号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
RSAをベースとしたパスワード認証方式及びその応用 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア、安全・福祉対策 |
適用製品 |
認証システム |
目的 |
RSA及びパスワードに基づく相互認証のための新たな方式の提案を目的とする。 |
効果 |
認証に要する通信時間を劇的に短縮することができる。 |
技術概要
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サーバにおけるマスター鍵の計算は、サーバ自身が生成するRSA秘密鍵(d,N)と、サーバ自身に属する記憶装置に格納される認証データに基づいて行われる。一方、クライアントにおけるマスター鍵の計算は、サーバから送信される情報Uとクライアント自身が生成する乱数に基づいて行われる。 この方式によれば、サーバはクライアントから送られてくる情報に関係なく、マスター鍵の計算を行うことができる。したがって、サーバは、クライアントとの通信を行なう前に(たとえばクライアントからの認証要求を受ける前に)、事前にマスター鍵の計算を済ませておくことができる。 これにより、クライアントと通信して認証処理を行う時点における、サーバの処理を少なくすることができる。また、この方式によれば、クライアントとサーバの間の通信量を少なくすることができる。これらの利点は、特に、この方式を匿名認証方式に応用したときに顕著に現れる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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