非特異性吸着抑制材料

開放特許情報番号
L2008004312
開放特許情報登録日
2008/8/15
最新更新日
2015/9/21

基本情報

出願番号 特願2008-086149
出願日 2008/3/28
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-236848
公開日 2009/10/15
登録番号 特許第4911415号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 非特異性吸着抑制材料
技術分野 食品・バイオ
機能 検査・検出
適用製品 非特異性吸着抑制材料、目的のタンパク質・ペプチド・核酸などの生体分子の検出
目的 生体組織、細胞、タンパク質、脂質等、夾雑物を多量に含むサンプルから、測定したい生体分子やタンパク質、核酸のみを感度よく検出するには、夾雑物の非特異性吸着によるノイズ応答をできるだけ下げる工夫が必要であるが、これまでの方法は、正確な測定には向かない、吸着抑制材料の合成が困難、分子量の小さい生体分子の非特異性吸着を抑制できないといった問題があった。そこで、高分子から低分子まで種々の分子量を有する生体分子の非特異的な吸着をできるだけ抑え、目的の分子種を感度よく検出することができる非特異性吸着抑制材料を提供する。
効果 この非特異性吸着抑制材料によると、これまで高分子PEGによる修飾では抑えきれなかった低分子の生体分子の非特異性吸着も簡単に抑えることが可能となり、また、従来の高分子PEG誘導体では形成することが困難であった極微小の基材表面に、生体分子の非特異性吸着を抑制する修飾層を形成することが可能となる。さらに、目的タンパク質や核酸、ペプチドなどを検出する際に問題となっていた非特異性吸着によるノイズレベルを下げて目的分子・物質のみを高感度に検出することが可能となる。
技術概要
この非特異性吸着抑制材料は、基材表面に、式(1):HO(CH↓2CH↓2O)↓m−(CH↓2)↓n−SH (式中、mは1〜3の整数、nは2〜8の整数を表す。)で表される化合物の単分子膜を形成したものである。基材としては金、白金、銀、銅のほかの金属電極、シリコン等の半導体電極基材、酸化インジウムスズ等の透明導電性電極が用いられるが、特に導電性金属及び金属酸化物が好ましい。固体基材表面に機能性分子による修飾単分子層を構築するには、予め非特異性吸着抑制分子を溶液に分散させ、これにより基材を修飾する。分子層は自発的に自己組織化的に基材表面に配列する。基材に固定した修飾層は、分子量数十万から数百のタンパク質からペプチドまで、各種の生体分子の非特異性吸着をほぼ完全に抑えることが可能である。単分子膜は、式(1)で表される化合物と、標的分子を認識しこれに結合する分子との混合単分子膜であることが好ましい。標的分子を認識しこれに結合する分子としては、例えば、糖、アプタマー、核酸であり、分子の末端にチオール基を有する分子を挙げることができる。混合単分子膜中の標的を認識しこれに結合する分子の割合は、好ましくは、0.1〜60%である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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