金属配位型有機ナノチューブの大量製造法

開放特許情報番号
L2008004311
開放特許情報登録日
2008/8/15
最新更新日
2015/9/21

基本情報

出願番号 特願2008-085969
出願日 2008/3/28
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-233825
公開日 2009/10/15
登録番号 特許第5207359号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 金属配位型有機ナノチューブの大量製造法
技術分野 有機材料、化学・薬品、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 金属配位型有機ナノチューブ、包接・分離・徐放材料、触媒・電子・磁気・蛍光など高機能性材料
目的 ナノテクノロジーを代表する材料として、0.5〜500nmの細孔を有するナノチューブ状材料が注目を集めている。従来の遷移金属配位型の有機ナノチューブの製造方法は、ペプチド脂質の溶解のため加温や超音波照射などの操作が必要であり、また、ペプチド脂質の溶解度(最大50ミリモル)により、溶媒の単位容量当たりの製造効率は最大でも5g/lと限られていた。そこで、ペプチド脂質の自己集合からなる金属配位型有機ナノチューブを製造する方法において、その製造効率を大幅に向上させることができる方法を提供する。
効果 この方法によると、ペプチド脂質を溶媒に懸濁させるだけでよいので、これまでペプチド脂質の溶解に必要であった加温や超音波照射などの操作が必要ではなく、またペプチド脂質の溶解度に制限されないため、通常で50〜500g/lと、水中よりも10〜100倍の製造効率が達成できる。また、水中では金属配位型有機ナノチューブを形成することがなかった一般式(II)で表されるペプチド脂質は、有機溶媒中では金属配位性のアミノ基として存在するため、この製造方法により金属配位型有機ナノチューブを製造することができる。
技術概要
金属配位型有機ナノチューブの製造方法は、@一般式(I)RCO(NH−CHR’−CO)↓mOH (式中、Rは炭素数6〜24の炭化水素基、R’はアミノ酸側鎖、mは1〜10の整数。)又は一般式(II)H(NH−CHR’−CO)↓mNHR )(式中、Rは炭素数7〜25の炭化水素基、R’はアミノ酸側鎖、mは1〜10の整数。)で表わされるペプチド脂質を有機溶媒に懸濁させる工程、Aその懸濁液に金属塩の溶液を混合させる工程、Bその懸濁液を室温で静置して金属配位型有機ナノチューブを生成させる工程、C金属配位型有機ナノチューブを懸濁液から回収し、室温で風乾又は減圧乾燥させる工程からなる。金属塩はアルカリ金属塩を除く全ての金属塩でよく、好ましくは一般式(I)におけるRが、炭素数11のラウリン酸又は炭素数13のミリスチン酸、或いは一般式(II)におけるRが、炭素数12のアミノドデカン又は炭素数14のアミノテトラデカンである。好ましくは、一般式(I)又は(II)の(NH−CHR’−CO)↓mは、グリシルグリシン又はグリシルグリシルグリシンである。金属配位型有機ナノチューブの平均外径は10〜500nmで、平均長さは0.1〜100μmが好ましい。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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