微生物を用いたケラチン含有材料の分解方法

開放特許情報番号
L2008004304
開放特許情報登録日
2008/8/15
最新更新日
2015/9/21

基本情報

出願番号 特願2008-079442
出願日 2008/3/26
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-232692
公開日 2009/10/15
登録番号 特許第5219130号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 微生物を用いたケラチン含有材料の分解方法
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 ケラチン含有材料の微生物分解法、羽毛廃棄物の分解法、毛髪廃棄物の分解法、産業廃棄物の処理法
目的 毛髪、羽毛の主成分はケラチンであり、コラーゲン、エラスチン等と同様に代表的な難分解性動物タンパク質の一種であり、毛髪、羽毛は非常に分解処理しにくく、産業廃棄物として多くは焼却処理されている。国内の養鶏業・鶏肉加工業で発生する羽毛の量は増加し、焼却という処理方法自体エネルギー効率が悪く、焼却に伴う二酸化炭素排出の面を考えても、環境に負荷の少ない処理法への移行が望まれる。そこで、羽毛、毛髪などのケラチン含有廃棄物を効率的に処理する方法を提供する。
効果 羽毛廃棄物処理の場合、ケラチン分解活性が低いアシドロコンポスト分解方式を利用するだけでは、実用化レベルの分解活性は期待できない。この方法は、ケラチン分解活性が高い好熱菌とアシドロコンポスト分解方式を組み合わせることで、実用化レベルで、ケラチン、羽毛、獣毛等のケラチン含有材料を容易に分解することを可能にした。この方法は、エネルギー効率上も有利であり、発生するCO↓2を劇的に軽減できることからも環境にやさしいシステムである。
技術概要
このケラチン含有材料の分解方法は、有機廃棄物を分解して酸性の堆肥にすることができる微生物とMeiothermus属に属する微生物の存在下でケラチン含有材料を分解する方法である。この有機廃棄物を分解して酸性の堆肥にすることができる微生物としては、好酸性バチルス属、及びスルフォロバス属、サーモプラズマ属、サーモプロテウス属又はデスルフロコッカス属のいずれかに属する微生物が好ましい。Meiothermus属に属する微生物としてはMeiothermus sp. H328株があげられ、50℃程度でも生育可能であり、その菌体内物質及び培養物はケラチン含有材料(毛髪、羽毛、獣毛等)を分解する活性を有する。これら微生物はコンポスト基材に担持されたアシドロコンポスト基材としてケラチン分解に用いられる。分解するときの温度は、20〜70℃程度、好ましくは30〜70℃程度で、反応時間は、数時間から数ヶ月間(特に数日間)の間で適宜設定される。処理は、生ゴミ処理機のような攪拌装置を備えた反応装置内で行うのが好ましい。図は羽毛の分解結果を示す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2017 INPIT