出願番号 |
特願2008-073498 |
出願日 |
2008/3/21 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-227506 |
公開日 |
2009/10/8 |
登録番号 |
特許第5004239号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
マンガン酸化物、二次電池用電極活物質、及びそれらの製造方法、並びに二次電池用電極活物質を用いたリチウム二次電池 |
技術分野 |
電気・電子、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、携帯型ゲーム機や、自動車用の電池材料等として広く利用される。 |
目的 |
長期にわたる充放電サイクルに優れ、高容量が期待でき、かつ低価格な電池電極材料として重要なマンガン酸化物、二次電池用電極活物質、及びそれらの製造方法、並びに二次電池用電極活物質を用いたリチウム二次電池を提供する。 |
効果 |
マンガン酸化物を正極材料の活物質として使用することによって、優れた特性を有するリチウム二次電池が可能となる。 |
技術概要
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式:Li↓xCa↓yMn↓9↓−↓zTi↓zO↓1↓8(組成範囲:0<x<9、0<y<1.8、かつ0≦z≦5)なる化学組成をとり、リチウム、カルシウム、マンガン、チタン、酸素を主成分として含有し、出発原料由来のナトリウムの残留量がNa/Liのモル比で0以上0.1以下であり、結晶構造の特徴として、斜方晶系の結晶格子を有し、Na↓4Mn↓4Ti↓5O↓1↓8型のリチウムとカルシウムイオンが占有したトンネル構造を有する、マンガン酸化物である。尚、この化学組成をとる化合物を含むリチウム二次電池用電極活物質を作製し、また、ナトリウム、カルシウム、マンガン、チタン、酸素から構成される化合物を出発原料として、イオン交換処理することにより、マンガン酸化物を製造し、更に、正極及び負極として使用する2つの電極と、電解質からなるリチウム二次電池であって、電極活物質を正極の構成部材として用いる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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