低比重リポ蛋白質受容体の発現制御方法及び発現増強剤

開放特許情報番号
L2008004259
開放特許情報登録日
2008/8/15
最新更新日
2015/9/21

基本情報

出願番号 特願2008-052931
出願日 2008/3/4
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-209076
公開日 2009/9/17
登録番号 特許第5093484号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 低比重リポ蛋白質受容体の発現増強剤
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 低比重リポ蛋白質受容体の発現制御方法、低比重リポ蛋白質受容体の発現増強剤
目的 高脂血症における血漿LDL(低比重リポ蛋白質)レベルの増加は、動脈硬化症や虚血性疾患等の主要リスク因子となっている。血漿LDLレベルを低下できる薬物は、これら疾患を予防・治療に有効となるが、未だ臨床において血漿LDLレベルを完全にコントロールするには至っていない。血漿LDLのクリアランスに機能するLDLR(LDL受容体)の発現量を選択的に増強させ、細胞内へのLDL取り込みを直接促進できれば、有効な治療方法となると考えられる。そこで、LDLRの発現量を増加させることが可能な新規なLDLR発現制御方法及び発現増強剤を提供する。
効果 LDLRの発現量を増加させることが可能な新規なLDLR発現制御方法およびLDLR発現増強剤、及びこのLDLR発現増強剤を含有する高脂血症あるいは高脂血症関連疾患を予防、改善又は治療するための医薬組成物が提供される。この医薬組成物を適用可能な高脂血症関連疾患としては、動脈硬化症、高血圧症、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、糖尿病、肥満症、癌が挙げられる。
技術概要
低比重リポ蛋白質受容体の発現を制御するための方法であって、ZFP36ファミリーの発現を抑制することにより、低比重リポ蛋白質受容体の発現量を増加させる発現制御方法である。この発現制御方法においては、ZFP36ファミリーの発現抑制によって、低比重リポ蛋白質受容体のmRNAを安定化することで、低比重リポ蛋白質受容体の発現量を増加させることが可能である。ZFP36ファミリーの発現抑制のためには、RNA干渉又はアンチセンス法を好適に採用することができる。また、ZFP36ファミリーのmRNAに対するアンチセンス鎖、二本鎖RNA又は低分子干渉性RNAから選択される1以上を含有する、若しくはこれらを発現可能な発現ベクターを含有する低比重リポ蛋白質受容体発現増強剤を提供する。ここで、ZFP36ファミリーは、シスエレメントに結合するシスエレメント結合因子で、TTP(別名ZFP36)、ZFP36L1及びZFP36L2の3遺伝子を含んでおり、シスエレメントに結合しmRNAの不安定化・分解促進に機能していることが報告されている。図は、LDLR発現制御方法のメカニズムを説明する模式図である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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