出願番号 |
特願2005-330396 |
出願日 |
2005/11/15 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2007-137691 |
公開日 |
2007/6/7 |
登録番号 |
特許第5011521号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
多孔質体の製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
メソフェーズピッチ、発泡性樹脂、カーボンナノファイバー |
目的 |
CNFが混入すると共に孔径のほぼ揃った連続多孔質構造体をなす多孔質体およびその製造方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、気孔径の揃った、嵩密度が大きく圧縮強度に優れ、また熱伝導性に優れる多孔質体とその前駆体、およびその製造方法を提供できる。 |
技術概要
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この技術では、マトリクス樹脂として、メソフェーズピッチであるAR(Aromatic Resin)を用い、このARにフィラーとして気相成長炭素繊維のVGCF(平均直径150nm、平均長さ10〜20μm)を10wt%添加し、2軸押出機により混練する。固化成形時のガス発生量を抑制するため、混合材料を炉中、不活性ガス(アルゴン)雰囲気中、460℃で30分間、前加熱処理を行った。冷却後、固形化した材料を粉砕機により粉砕した材料を、加熱炉に収容し、後加熱処理を行った。加熱炉内にはArガスを導入し、加熱炉内を3MPaのアルゴンガス雰囲気とした。炉内温度が290℃となる1次加熱により20分間加熱し、次いで炉内温度が600℃となる2次加熱により20分間加熱し、冷却して多孔質体を得た。次に、多孔質体をさらに3000℃の温度で、不活性ガス雰囲気下(圧力は大気圧)で焼成し、ARが黒鉛化した黒鉛化多孔質体を得た。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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