基質感応膜素材およびそれを用いた酵素センサー

開放特許情報番号
L2008004007
開放特許情報登録日
2008/8/8
最新更新日
2011/10/7

基本情報

出願番号 特願2006-003229
出願日 2006/1/11
出願人 国立大学法人信州大学
公開番号 特開2007-187449
公開日 2007/7/26
登録番号 特許第4810657号
特許権者 国立大学法人信州大学
発明の名称 基質感応膜素材およびそれを用いた酵素センサー
技術分野 電気・電子、有機材料
機能 検査・検出
適用製品 医療分野で患者の血糖値等の計測、食品製造分野での品質管理
目的 溶媒中で酵素により反応する基質を検出し、また、酵素反応の進行に関わる酵素活性・酵素反応速度等の諸因子の特定を迅速・高感度かつ高精度に行なうことができ、再現性に優れており、簡便な構成の酵素センサーを作製するために使用される原材料となる基質感応膜素材の提供。
効果 本技術によれば、基質感応膜素材は、酵素と、溶液中の基質とりわけ非水溶液にのみ溶解する基質との反応速度が迅速となるものである。この素材で被覆された電極を有する酵素センサーは、応答速度が迅速で、かつ高感度・高精度であり、再現性に優れるので、信頼性が高い。しかも簡便な構成であるので、製造効率が高い。
技術概要
この技術の基質感応膜素材は、先ず、その原材料であるカルボキシル基含有ポリ(メタ)アクリルアミドは、数平均分子量20万のポリアクリルアミドまたはポリメタクリルアミドを、部分的に加水分解することにより合成される。高分子化合物は、重量比で20〜1:10〜1のカルボキシル基含有ポリ(メタ)アクリルアミドとγ−シクロデキストリンとを、エステル結合させることにより合成される。又、基質感応膜素材は、高分子化合物20〜50重量部、および基質であるカテコールに酵素反応する酵素であるチロシナーゼ1〜2重量部を、混練することにより得られる。そして、酵素センサーの作用は、アセトニトリル溶液中で拡散しているカテコールが、基質感応膜から露出している酵素に接触する。すると、カテコールが酵素チロシナーゼ酸化の作用で酸化されo−キノンになって電極に拡散され、電極で還元される。この電極反応により電子が電気回路に流れる結果、検出機器で電圧と電流が検出される。カテコールの濃度に応じた電流が検出されるので、その量からカテコールの濃度を算出することができ、また、酵素反応の進行に関わる諸因子(酵素活性・酵素反応速度)の特定をすることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 株式会社信州TLO

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2017 INPIT