出願番号 |
特願2005-271282 |
出願日 |
2005/9/20 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2007-085737 |
公開日 |
2007/4/5 |
登録番号 |
特許第4660762号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
ナノファイバー力学特性評価試験機 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
ナノファイバー等の微細な線条の引張り変形強度、破壊強度、クリープ強度等の測定 |
目的 |
任意の環境において、脆弱で微細な線条の引張り変形強度、破壊強度、クリープ強度などの力学特性を精密に測定できる力学特性評価験機の提供。 |
効果 |
錘と秤量面との間をマグネットチャックで固定すれば、細線条試料の破壊荷重強度が高い場合でも、測定できる。上部クランプおよび下部クランプで固定された細線条試料をスリーブで覆えば、スリーブ内に各種の液体等を封入することができ、諸々の環境下における引張り破壊強度を測定できる。 |
技術概要
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この技術では、先ず、スリーブは下部クランプの下方に下げておく。上部クランプを矢印方向に手動で回動させ、クリックストップしておき、上部クランプの先端面の細孔に細線条試料の一端を差込み、細孔に接着剤(例えば瞬間接着剤)を浸透させて接着固定する。上部クランプを回動させて元の位置に戻してから、細線条試料の他端を下部クランプの先端面の細孔に差込み、同様に接着固定する。このとき細線条試料は、若干たるんでも構わず、張力がかかることなく無負荷の状態、すなわち下部クランプと錘だけが秤量負荷の状態にする。測定は、上下方向ステージを引上げることによって開始する。上下方向ステージを引上げるに連れて、細線条試料は、たるみが完全にとれ徐々に張力がかかる。秤量面には無負荷、すなわち下部クランプ、錘、スリーブ、試験液の重量だけが負荷から、細線条試料の張力で引上げられただけ、軽くなる。細線条試料の伸びなどもあるが、やがて細線条試料がせん断して一気に無負荷状態に戻る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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