出願番号 |
特願2006-115594 |
出願日 |
2006/4/19 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2007-285056 |
公開日 |
2007/11/1 |
登録番号 |
特許第4696246号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
橋梁路面の凍結抑制装置 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
橋梁面の融雪・融氷や凍結防止 |
目的 |
エネルギー消費を極力抑制して省エネルギー化を図りつつも、橋梁路面の凍結等に起因する交通障害発生の防止を合理的にかつ十分に図り得る橋梁路面の凍結抑制装置の提供。 |
効果 |
本技術によれば、橋梁内部の閉鎖空間を蓄熱空間にして上床版の上面の橋梁路面に対しシート状発熱体から限定的にかつ効率よく給熱させて昇温させることができ、昇温のための消費エネルギーの低減化を図り橋梁路面の凍結予防又は凍結抑制を実現する上で省エネルギー化を図ることができる。 |
技術概要
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上面が橋梁路面とされる上床版と、下床版と、両者を左右両側で結合する側壁とで内部に閉鎖空間が区画形成されてなる箱桁橋を対象にして設置される橋梁路面の凍結抑制装置において、この技術では、閉鎖空間に臨む上床版の下面を覆うように配設され通電による発熱作動により上床版に対し給熱するシート状発熱体と、閉鎖空間に臨む両側壁の内側面を覆うように配設され閉鎖空間から両側壁を通しての放熱を遮断する断熱層とを備える。通常、上床版は太陽放射により、下床版は河川から反射される長波放射によりそれぞれ加温され、内部の閉鎖空間まで伝搬する。その際、両側壁が断熱層により熱伝達が遮断されているため、両側壁を介しての放熱が阻止され、閉鎖空間内の蓄熱は上方の上床版を介して橋梁路面に給熱されることになる。そして、シート状発熱体が発熱作動されると、両側壁の断熱層により両側壁を通して熱が逃げることが阻止されているため、その発熱が橋梁路面に対し効率よく給熱されて、橋梁路面の昇温のために利用されることになる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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