出願番号 |
特願2006-183477 |
出願日 |
2006/7/3 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2008-011916 |
公開日 |
2008/1/24 |
登録番号 |
特許第4487075号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
心拍数測定による分娩監視装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
飼育者、獣医師、動物の分娩開始時期 |
目的 |
動物母体の陣痛の強弱に関わらず、分娩予兆、分娩直前又は分娩開始を、動物から離れた場所で待機する者へ正確かつ確実に通知でき、しかも分娩直前・直後の母体や胎子の安全を確保できる簡便な分娩監視装置の提供。 |
効果 |
本技術の分娩監視装置は、分娩を監視すべき動物母体に小さな心拍計を取り付けたり、さらに温度センサや発振器・受信器を取り付けたりするものであるから、動物母体に拘束や負担や苦痛を強いず、胎子を傷つけない。しかも心拍計や温度センサや発振器・受信器を殺菌消毒する必要がないから簡便であり、獣医師等の資格がなくてもこの装置を取り付けできる。 |
技術概要
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この技術では、妊娠した動物母体である緬羊の分娩予測日の数日前に、その胴体の右側面の皮膚に釣り針型の針電極の陰極を、その腹部の左側面の皮膚に同型の針電極の陽極を取り付け、リード線で心拍計に接続する。リード線が心拍数検知回路へ繋がっている回路ボックスごと収められたバックを、緬羊の背にベルトで固定して取り付ける。所定の時間毎例えば1分毎に、心拍計により心臓の鼓動に伴う電位差を測定し、そのアナログ信号を心拍数検知回路へ出力する。アナログ信号に基づき、心拍数検知回路で、R波−R波間隔時間を計測する。その時間に基づき、1分間当たりの拍数が算出される。そして、心拍数減少が、分娩の数10秒〜数10分前に数10秒〜数10分間、例えば緬羊で2〜10分前に2〜10分間持続して、認められる。従って、飼育者等は、心拍数が減少したから数10秒〜数10分以内に分娩が開始するはずであることを知ることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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