出願番号 |
特願2006-238805 |
出願日 |
2006/9/4 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
特開2008-054644 |
公開日 |
2008/3/13 |
登録番号 |
特許第5098008号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
新規P450遺伝子およびそれを用いた有用イソキノリンアルカロイド生産 |
技術分野 |
有機材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、医薬品、着色料、芳香料等として広い分野で利用される。 |
目的 |
炭素−炭素カップリング反応を触媒する、新規なP450をコードする遺伝子を提供する。 |
効果 |
P450をコードする遺伝子を用いてイソキノリンアルカロイドを高純度、高収率で生産でき、その利用価値は極めて大きい。 |
技術概要
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配列番号1で表される塩基配列からなるポリヌクレオチドを含む遺伝子であり、また、配列番号1で表される塩基配列からなるポリヌクレオチドと相補的な配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、炭素−炭素カップリング反応を触媒するP450酵素をコードするポリヌクレオチドを含む遺伝子である。尚、遺伝子は、オウレン由来であり、これらの遺伝子を含む組換えベクターを含有する、酵母等の宿主細胞を作製し、更に、(a)配列番号2で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質、または(b)配列番号2で表されるアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、炭素−炭素カップリング反応を触媒するP450酵素の活性を有するタンパク質は、宿主細胞を培養させて得られる。また、タンパク質を触媒として作用させ、基質であるレチクリンをコリツベリンに変換し、コクラウリン−N−メチルトランスフェラーゼを触媒として作用させ、基質であるコリツベリンをマグノフロリンに変換して、マグノフロリンを産生する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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