出願番号 |
特願2005-295048 |
出願日 |
2005/10/7 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2007-101488 |
公開日 |
2007/4/19 |
登録番号 |
特許第4774513号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
自己免疫疾患の診断剤及び診断方法 |
技術分野 |
生活・文化、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
自己免疫疾患の診断剤 |
目的 |
自己免疫疾患についての新たな指標とその用途を提供する。すなわち、自己免疫疾患の新たな診断剤、診断方法、自己免疫疾患の予防または治療用の薬剤の探索方法、予防又は治療用の吸着剤及び抗体吸着装置の作動方法等を提供する。 |
効果 |
この抗体及び脂質過酸化アルデヒド等は、自己免疫疾患の予防、発症及び進行等に関与しており、これらの活性阻害作用を奏する化合物は、自己免疫疾患の予防、発症及び進行の程度を改善することができる。 |
技術概要
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自己免疫疾患の診断剤であって、脂質過酸化アルデヒド、その修飾体及びこれらのいずれかと反応する自己抗体のいずれかを検出する検出試薬を含む、診断剤が提供される。この形態においては、脂質過酸化アルデヒドは、アクロレイン、4−ヒドロキシ−2−ノネナール、4−ヒドロキシ−2−ヘキセナール、クロトンアルデヒド及びマロンジアルデヒドから選択されるいずれかとすることができ、さらに脂質過酸化アルデヒドは、アクロレイン又は4−ヒドロキシ2−ノネナールとすることができる。また、修飾体は、式I(図1)又は式II(図2)で表されるものとすることができる。修飾体は脂質過酸化アルデヒドのタンパク質の修飾体であることが好ましい。式I中、R↑1及びR↑2は、タンパク質のリジン残基に結合するタンパク質のタンパク質残基若しくはペプチドのリジン残基に結合するペプチド残基を表すか又はR↑1は水素原子を表しR↑2は水酸基を表す。式II中、R↑3及びR↑4は、タンパク質のリジン残基に結合するタンパク質のタンパク質残基若しくはペプチドのリジン残基に結合するペプチド残基を表すか又はR↑3は水素原子を表しR↑4は水酸基を表す。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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