出願番号 |
特願2005-298160 |
出願日 |
2005/10/12 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2007-105186 |
公開日 |
2007/4/26 |
登録番号 |
特許第4982841号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
再生医療骨組成物 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
再生医療骨組成物 |
目的 |
生体適合性に優れ、また、流動性、付形性に優れ、例えば、生体内の骨組織又は歯周組織の欠損・損傷部位の修復、復元、再生が可能である、新規な再生医療骨組成物を提供する。 |
効果 |
自家移植に比べて侵襲性が軽減された骨・歯周組織の再生医療が可能となる。さらに、従来の再生医療骨組成物である多血小板血漿(PRP)や間葉系幹細胞(MSC)等と組合せが可能であり、それにより、例えば、骨形成における骨の形成量や骨の成熟速度をよりいっそう向上でき、また、治癒時間もよりいっそう短縮できる。なお、骨形成とは、骨組織又は歯周組織の欠損・損傷部位の修復、復元又は再生を含む。 |
技術概要
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再生医療骨組成物は、両親媒性ペプチドが、ペプチドハイドロゲルを形成していることが好ましい。再生医療骨組成物は、さらに、多血小板血漿(PRP)又は様々な成長因子と組合せることが好ましい。また、再生医療骨組成物は、さらに、骨形成能を有する細胞又は間葉系幹細胞(MSC)を含むことが好ましい。再生医療骨組成物は、さらに、細胞外マトリクス(ECM)タンパク質を含んでもよい。再生医療骨組成物は、骨組織又は歯周組織の欠損・損傷部位の修復、復元又は再生の用途に使用することが好ましい。歯周組織の修復、復元又は再生は、デンタルインプラントの挿入に必要な修復、復元又は再生であってもよい。両親媒性ペプチドの自己組織化能に関与するペプチド間の相互作用の例を図1に示す。図1は、KLDLKLDLKLDL(配列番号1)というアミノ酸配列からなる3本の両親媒性ペプチドの相互作用を示す模式図である。イヌを使用した実験系をデザインして、再生医療骨組成物が生体内の骨形成に使用できることを確認した。実験系の説明図を図2に示す。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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