出願番号 |
特願2005-306471 |
出願日 |
2005/10/21 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2007-111280 |
公開日 |
2007/5/10 |
登録番号 |
特許第4977854号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
組織形成用複合材料およびその製造方法 |
技術分野 |
その他 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
組織形成用複合材料 |
目的 |
分化可能な細胞の分化誘導を促進させ、効率よく組織形成(再生)を実現し得る移植材料を提供する。また、そのような移植材料の製造方法を提供する。 |
効果 |
この組織形成用複合材料によると、血管内皮前駆細胞が生産する各種の分化誘導促進因子のほか、新生された血管による物質輸送によって目的細胞の成長、増殖および分化誘導を促進し、所望する組織形成を効率よく行うことができる。 |
技術概要
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生体内において所定の組織を構成する細胞に分化可能な目的細胞と、目的細胞の分化誘導を促進し得る補助細胞と、目的細胞及び補助細胞を保持する生体適合性基材と、を有する、生体内の所定の部位に移植された際に所定の組織を形成可能な組織形成用複合材料である。図1は製造プロセスを模式的に示す図である。図1に示すように、イヌ1の骨髄から採取した間葉系幹細胞(MSC)を目的細胞として使用し、イヌ1の末梢血から採取した血管内皮前駆細胞(EPC)を補助細胞として使用する。得られたチップに目的細胞としてMSC(OS培地で培養することにより既に分化誘導処理が施されている)、および補助細胞としてEPCを配置する。即ち、図2(a)に示す例で得られたチップ状基材10の内側(中心部)12に、先ずMSCを播種した(図2(b))。得られた組織形成用複合材料20(図2(c))を、ジエチルエーテル吸入により麻酔されたヌードマウス2(図1参照)の皮下層に移植する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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