出願番号 |
特願2005-320788 |
出願日 |
2005/11/4 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2007-127538 |
公開日 |
2007/5/24 |
登録番号 |
特許第4182228号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
フレキシブル流量センサ |
技術分野 |
その他 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
フレキシブル流量センサ |
目的 |
流れの未発達領域(例えば、管入口や曲がった管の出口付近)でも流量を正確に計測することができる流量センサを提供する。 |
効果 |
フレキシブル流量センサでは、各種流量において、流れが未発達な領域、すなわち管入口付近からでもセンサの出力値が一定になっており、従来の点検出タイプのセンサとは異なり、流れの状態(流速分布)に依存せずに流量を計測することが可能である。本センサでは、これまでのセンサでは不可能であった測定領域でも流量を検出することができる。 |
技術概要
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フレキシブル流量センサ20の概観を図1に示す。図1(a)には、ヒータ21を形成したフレキシブル基板22を管内壁形状に応じて変形させ、これを管10の内壁に沿うように実装した後の様子が示されている。図に示したように、ヒータ素子21が管内壁で管を囲むようなリング型フレキシブル流量センサ構造になっている。また、配管端部でフレキシブル基板を管外へと折り曲げることで配線取り出し部23が形成されている。配線取り出し部23には、ヒート加熱制御回路と、流量出力演算回路が接続されている。用途に応じてヒータ両側に検出用の抵抗線24を設けることもできる(図1(b))。この手法では、ヒータ両側の検出用抵抗線での抵抗値変化で流量を計測する。本手法はヒータと検出用素子を分離して設計できるため、ヒータ単一タイプに比べて流量を精度良く測定することができる。図2はフレキシブル流量センサの基板作製方法を示す図である。図3はフレキシブル流量センサ基板写真を示す図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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