トランスグルタミナーゼ基質反応性を有するペプチド及びその利用

開放特許情報番号
L2008003597
開放特許情報登録日
2008/7/18
最新更新日
2020/10/21

基本情報

出願番号 特願2006-352448
出願日 2006/12/27
出願人 国立大学法人名古屋大学
公開番号 特開2007-197434
公開日 2007/8/9
登録番号 特許第5082094号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 トランスグルタミナーゼ基質反応性を有するペプチド及びその利用
技術分野 食品・バイオ
機能 安全・福祉対策
適用製品 食品や医療分野等で有用なトランスグルタミナーゼ基質反応性を有するペプチドに適用する。
目的 特定のアミノ酸配列を示すペプチドを提供する。
効果 トランスグルタミナーゼの基質としての反応性を有するペプチドが得られ、これによりトランスグルタミナーゼ阻害剤、トランスグルタミナーゼ関連疾患の予防・治療用組成物等が可能になる等の効果を奏する。
技術概要
表に示されるアミノ酸配列、その改変配列からなる1種または2種以上のアミノ酸配列を含むペプチドにする。このペプチドは、トランスグルタミナーゼの基質活性を有するか、または、トランスグルタミナーゼ阻害活性を有するのが好ましく、特に、トランスグルタミナーゼが、血液凝固第XIII因子及び/又は組織型トランスグルタミナーゼであるのが好ましい。例えば、トランスグルタミナーゼ阻害活性を有するペプチドは、トランスグルタミナーゼの2種以上のアイソザイムについて、ファージディスプレイ法を用いて提示されたペプチドと第一級アミンを含む化合物とをトランスグルタミナーゼの存在下で反応させた後、その反応生成物を保持するファージを分離し、次いで分離したファージにおいて提示されたペプチドのアミノ酸配列を決定し、続いて2種以上のアイソザイムの基質反応性を有するものとして得られたアミノ酸配列を含むペプチドの2種以上のアイソザイムに対する反応特異性を評価することにより探索できる。尚、このペプチドを含有する医薬組成物は、例えば抗血栓剤、アルツハイマー病、血友病等に有効であり、また、食肉や魚肉用の食品加工用組成物としても用いることができる。
リサーチツールの分類 生体関連物質、方法・プロセス
有体物情報 血液凝固因子XIII因子及び/又は組織型トランスグルタミナーゼからなるトランスグルタミナーゼの基質反応性を有し、又は、トランスグルタミナーゼ阻害剤活性を有する特定のアミノ酸配列を有するペプチド
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 交渉による
対価条件(一時金) 【要】交渉による
対価条件(ランニング) 【要】交渉による

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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