出願番号 |
特願2008-509744 |
出願日 |
2007/3/26 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
WO2007/116687 |
公開日 |
2007/10/18 |
登録番号 |
特許第5194258号 |
特許権者 |
国立大学法人電気通信大学 |
発明の名称 |
複素環化合物及び発光方法 |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
発光甲虫ルシフェラーゼによる発光系の発光基質、生化学物質の定量や遺伝子導入・発現の解析 |
目的 |
ホタルルシフェリン−発光甲虫ルシフェラーゼ発光系を応用した生化学物質の定量や遺伝子発現・導入の解析において、ホタルルシフェリンとは異なる発光特性の発光が利用可能な発光基質として有望な新規な複素環化合物の提供。 |
効果 |
本技術によれば、ホタルルシフェリンとは異なる発光特性の発光を、実用に耐え得る発光強度及び発光安定性で提供可能になるので、生化学物質の定量や遺伝子発現・導入の解析等におけるホタルルシフェリン−発光甲虫ルシフェラーゼ発光系の応用範囲を広められる。 |
技術概要
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この技術の複素環化合物は、一般式(A)又は(B)で示される。一般式(B)中のXは、硫黄原子、酸素原子、イミノ基及びメチレン基からなる群より選択される一種であり、一般式(A)及び(B)中のYは、硫黄原子、酸素原子又はメチレン基の何れかである。一般式(A)においてYが酸素原子である複素環化合物は特に好適に発光基質として使用できる。又、発光方法は、発光甲虫ルシフェラーゼ発光系用発光基質とAMPとが縮合したAMP化発光基質を準備し、AMP化発光基質を酸化反応させる。発光方法において、AMP化発光基質は、ピロリン酸及びMgイオンの存在下で酸化反応させることにより、発光挙動が安定化し、発光甲虫ルシフェラーゼによる発光強度の定量分析が可能になる。又、AMP化発光基質として、AMP化ホタルルシフェリン又は一般式(A)又は(B)で示される複素環化合物を好適に使用可能である。又、酸化反応は、発光甲虫ルシフェラーゼ、酸化酵素又は酸化剤を用いて行うことができる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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