白紋羽病菌の非病原性菌株を利用した白紋羽病の生物防除剤及びそれを用いた防除方法

開放特許情報番号
L2008003433
開放特許情報登録日
2008/6/27
最新更新日
2015/8/3

基本情報

出願番号 特願2006-316027
出願日 2006/11/22
出願人 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2008-127353
公開日 2008/6/5
登録番号 特許第4936444号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 白紋羽病の生物防除剤及び防除方法
技術分野 有機材料、食品・バイオ、生活・文化
機能 環境・リサイクル対策、検査・検出、洗浄・除去
適用製品 白紋羽病防除剤を植物が生育する土壌に施用することで、植物を白紋羽病菌の着生及び白紋羽病の発病から防御することができる。対象となる植物としては、例えば、バラ科、ブドウ科、ミカン科、ツバキ科、ブナ科及びニレ科に属する植物が挙げられる
目的 果樹類等に大きな被害を与える白紋羽病に対して、木材チップ上に生育した白紋羽病菌の非病原性菌株を含有する、優れた防除効果を有する木材チップの白紋羽病防除剤を提供する。
効果 この発明に係る白紋羽病防除剤は、木材チップ上に生育した白紋羽病菌の非病原性菌株を含有するものである。この発明に係る白紋羽病防除剤を植物を生育させる土壌に施用し、植物を生育させることで、白紋羽病菌の非病原性菌株が植物の根表面や根圏に生息し、生態的な競合作用により病原性の白紋羽病菌が侵入できないこととなる(先住効果)。この効果により、植物を病原性の白紋羽病菌の着生及び白紋羽病の発病から防御することができる。
技術概要
 
木材チップ上に生育した、受託番号NITE P−269で特定される白紋羽病菌の非病原性菌株を含有することを特徴とする白紋羽病防除剤。この白紋羽病防除剤を土壌に施用する工程と、この土壌において植物を生育する工程と、含むことを特徴とする植物の白紋羽病防除方法。受託番号NITE P−269で特定される白紋羽病菌の非病原性菌株を木材チップ上で培養する工程を含むことを特徴とする、白紋羽病防除剤の製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT