出願番号 |
特願2006-139293 |
出願日 |
2006/5/18 |
出願人 |
高野 光雄 |
公開番号 |
特開2006-345859 |
公開日 |
2006/12/28 |
登録番号 |
特許第4099530号 |
特許権者 |
高野 光雄 |
発明の名称 |
魚介類の加工方法並びに該加工方法により加工された魚介類の加工食品 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
魚介類の加工方法並びにその加工方法により加工された魚介類の加工食品 |
目的 |
鰻等食品の身肉組織に脂肪などの注入成分を相当な量において均一に行き渡らせることが可能で且つ調理時における流出ロスも少ない簡便な注入技術を見出すことにより、脂質含有量が少ない鰻の加工技術を提供すること。更に、かかる新規な注入技術を利用することによる、低脂肪化、低カロリー化、低コレステロール化加工が施された健康食品の加工技術を提供する。 |
効果 |
食品の身肉への注入手段により、所望とする成分含有注入物を身肉組織中に均一に注入することが可能となり、また焼き上げなどの調理時における流出ロスも少なく所望とする成分注入量の調節も可能となった。本発明によれば、注入成分として脂質や動物性油脂に替え、植物性油脂、脂肪代替物を注入したり、あるいは血清コレステロールレベルを効果的に低減させ得る成分を注入することにより、旨味、風味を損なうことなく低脂肪、低カロリー、低コレステロールの健康食品を提供できる。 |
技術概要
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魚介類または畜肉類の身肉に1又は2以上の棒状中空部を形成し、棒状中空部に食品エキス、脂質、動物性油脂、植物性油脂、脂肪代替物、植物ステロール、植物スタノール、ビタミン、ミネラル、カルシウム、葉酸、必須脂肪酸、DHA、EPA、β−グルカン、および調味料から選択される1種又は2種以上を含有する注入物を注入する魚介類または畜肉類の加工方法である。図1では、棒状中空部4は、頭より尾に向かって水平に形成され、棒状中空部4’は、該棒状中空部4に対し垂直方向において水平に形成されているが、勿論これらに限定されるものではなく、例えば厚みのある身肉については厚さ方向に棒状中空部を形成してもよく、また図2に示すように棒状中空部4、4’は互いに交わっていないが2以上の棒状中空部が互いに交差するものであってもよく、エビ類、カニ類等は中空部を形成しやすいところに形成すればよい。穴の大きさは特に限定されるものではなく、対象となる加工用食品の大きさに合わせて適宜設定する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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