出願番号 |
特願2010-500636 |
出願日 |
2009/2/9 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2009/107475 |
公開日 |
2009/9/3 |
発明の名称 |
オーステナイト系ステンレス鋼、及びその水素除去方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
オーステナイト系ステンレス鋼、水素除去方法 |
目的 |
オーステナイト系ステンレス鋼の疲労き裂の進展速度に及ぼす水素の影響を低減するためのオーステナイト系ステンレス鋼、及びその水素除去方法の提供。 |
効果 |
オーステナイト系ステンレス鋼を、大気雰囲気中に200℃以上の温度で加熱処理して、オーステナイト系ステンレス鋼中の非拡散性水素と拡散性水素を除去し、疲労き裂進展に強いオーステナイト系ステンレス鋼を提供することが可能になる。 |
技術概要 |
この技術では、オーステナイト系ステンレス鋼は、結晶構造が面心立方格子構造であるオーステナイト相を有するオーステナイト系ステンレス鋼を、大気雰囲気において、200℃以上1100℃以下の加熱温度で加熱処理して、オーステナイト系ステンレス鋼の水素脆性の原因となる拡散性水素及び非拡散性水素を除去して、オーステナイト系ステンレス鋼に含有される水素(H)を0.0001質量%(1.0質量ppm)以下に除去したものとする。また、オーステナイト系ステンレス鋼の水素除去方法は、結晶構造が面心立方格子構造であるオーステナイト相を有するオーステナイト系ステンレス鋼を、大気雰囲気中に、加熱温度200℃以上1100℃以下の温度で加熱して、オーステナイト系ステンレス鋼中の拡散性水素、及び非拡散性水素の量を0.0001質量%(1.0質量ppm)以下になるように除去するものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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