架橋構造を有する高分子でシェル部分を構成したコアシェル型金属酸化物微粒子及びその用途

開放特許情報番号
L2008002748
開放特許情報登録日
2008/6/6
最新更新日
2015/9/18

基本情報

出願番号 特願2008-039180
出願日 2008/2/20
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-196843
公開日 2009/9/3
登録番号 特許第5126714号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 架橋構造を有する高分子でシェル部分を構成したコアシェル型金属酸化物微粒子及びその用途
技術分野 無機材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 架橋構造を有する高分子でシェル部分を構成したコアシェル型金属酸化物微粒子、コアシェル型酸化セリウム微粒子、コアシェル型金属酸化物微粒子を構成要素として含む化粧品用剤・ドラッグデリバリー用剤・反射防止膜用剤
目的 ナノ粒子合成において、ナノ粒子が生成した後に凝集を抑制しない限り、一般に強固に凝集してしまい、一度ナノ粒子が強固に凝集すると、凝集を解くための処理を行っても、凝集を解くことは困難である。そこで、ナノ粒子の凝集を抑制して、分散状態の長期安定性を保持したナノサイズの金属酸化物微粒子、特に、酸化セリウム微粒子、ならびにその製造方法を提供する。
効果 特定のコアシェル型金属酸化物微粒子とすることで、液中での分散性が良好で、高濃度の微粒子分散液が得られ、長期間にわたり粘度や性質に変化がない、安定性に優れた微粒子分散液が得られる。このコアシェル型微粒子を焼成すると球状の微粒子が得られる。また、コアシェル型金属酸化物微粒子或いはその分散液は化粧品用剤、ドラッグデリバリー用剤あるいは反射防止膜用剤等に用いられる。
技術概要
金属酸化物の一次粒子が球状に集合した二次粒子がコア部分であり、その二次粒子表面にシェル部分となる高分子の層が存在するコアシェル型金属酸化物微粒子であって、シェル部分が架橋構造を有する高分子で構成されている、粒子の凝集を抑制して分散状態の長期安定性を保持できるコアシェル型金属酸化物微粒子、および金属酸化物微粒子の製造方法である。金属酸化物は特に酸化セリウムであり、架橋構造を有する高分子はポリビニルピロリドンが架橋した高分子であることが好ましい。微粒子の粒径の平均が30nmから200nmで、この微粒子の粒径の変動係数が0.25より小で、シェル部分は洗浄してもコア部分から分離することがなく、シェル部分は5wt%から25wt%の割合で存在していることが好ましい。製造方法としては、金属塩とポリビニルピロリドンをアルコール系高沸点有機溶媒に混合して混合物を得る工程、その混合物を110℃以上の温度で加熱・還流して金属酸化物微粒子を析出する工程、シェル部の高分子のピロリドン環が開環して架橋構造とする工程からなる。図は粉体のTEM像、↑1↑3C固体NMRスペクトルおよび実験条件とその結果得られる微粒子及び分散液の関係を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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