高度不飽和脂肪酸の生産蓄積性を有する形質転換微生物

開放特許情報番号
L2008002747
開放特許情報登録日
2008/6/6
最新更新日
2015/9/18

基本情報

出願番号 特願2008-038940
出願日 2008/2/20
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所、国立大学法人広島大学
公開番号 特開2009-195139
公開日 2009/9/3
登録番号 特許第5278891号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人広島大学
発明の名称 高度不飽和脂肪酸の生産蓄積性を有する形質転換微生物
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 材料・素材の製造、食品・飲料の製造
適用製品 高度不飽和脂肪酸の生産蓄積性を有する形質転換微生物、高度不飽和脂肪酸生産性を付与した形質転換微生物を用いた脂質の製造
目的 高度不飽和脂肪酸は、生体内で各種生理活性を示すことで注目されており、今後各種分野での需要拡大が見込まれる。一方で、現在の世界的な海産資源需要の増大に対して、海産資源量の枯渇が危惧され始めており、高度不飽和脂肪酸の供給源の確保は現在進行形の課題となっている。そこで、高度不飽和脂肪酸生成代謝系を有しない微生物に高度不飽和脂肪酸生産能を付与し、この微生物を用いて、高度不飽和脂肪酸を製造する。
効果 野生株では生産し得ない高度不飽和脂肪酸を高度に含有する脂質を生産させることが可能となる。また、元来2つ以上の不飽和結合を持つ脂肪酸を生産できないサッカロミセス・セレビシェのような生物に対し、高度不飽和脂肪酸生成酵素の形質転換を行い、かつ、原料脂肪酸の供給を伴う培養を行うことにより、代謝系の中の希望する任意の脂肪酸を生産することが可能となる。
技術概要
この技術は、脂質合成を抑制する遺伝子を破壊した微生物に、高度不飽和脂肪酸生成酵素の遺伝子あるいはさらにトリアシルグリセロール合成系酵素遺伝子を導入させることにより、微生物には元来存在しない高度不飽和脂肪酸生産蓄積能力を保持させ、その利用により高度不飽和脂肪酸を含有する脂質を製造するものであって、これにより、高度不飽和脂肪酸の生産能力がないか小さい微生物においても、高度不飽和脂肪酸の高い生産性を保持させることを可能とし、その利用により高度不飽和脂肪酸を含有する脂質を製造するものである。このようにして、IRA2遺伝子、PRE9 遺伝子、SNF2遺伝子、SPT21遺伝子又はPHO90 遺伝子、若しくはこれら遺伝子と相同性を有する遺伝子の一種以上が破壊または機能低下している微生物に、高度不飽和脂肪酸生成酵素遺伝子の少なくとも1種以上の遺伝子が導入されている形質転換微生物を取得し、この形質転換微生物を培地に培養することにより、高度不飽和脂肪酸あるいはこれを含む脂質を有利に生産する。図は高度不飽和脂肪酸の一般的生合性経路を示す図である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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