位相安定化光学装置
- 開放特許情報番号
- L2008002731
- 開放特許情報登録日
- 2008/6/6
- 最新更新日
- 2015/9/18
基本情報
出願番号 | 特願2008-027731 |
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出願日 | 2008/2/7 |
出願人 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2009/8/20 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 | 位相安定化光学装置 |
技術分野 | その他 |
機能 | 機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 | 位相安定化光学装置 |
目的 | 2色法の原理を利用して、異なる波長の同軸2光束が同一光学系を経由(透過および反射)する外乱の自己補償光学系を有するため外乱のある環境下でも安定で、可干渉距離の調整機能も備わっているため可干渉距離の短い光源に対しても適応でき、構造が単純で大幅な小型化が実現でき、調整が不要(または簡便)、さらに安価な光干渉計を構築するため利用することのできる光学装置を提供する。 |
効果 | 位相安定化光学装置は、異なる波長の同軸2光束が同一光学系を経由(透過および反射)する外乱の自己補償光学系を有するため外乱のある環境下でも安定である。防振装置などの外乱の除去装置およびフィードバック装置などの外乱補正機構を省略することができるため、装置は、小型で単純になり、コスト削減ができる。特に機械工作などで激しい振動が発生するような環境下において、防振装置を適応が困難な場合でも安定した光干渉計を構築することができる。 |
技術概要 |
図1は、位相安定化光学装置の全体の概略図である。光源1は、可干渉距離の短いフェムト秒パルスレーザーを使用する。光源からの光の一部を第一の非線形光学結晶2で第二高調波(波長400nm)に変換する。光源から光とその第二高調波は、同軸2光束となって空気中を伝搬し、まず位相制御用光学素子3を通過する。位相制御用光学素子は、入射角度を変化させることのできる平行平板型光学媒質を使用する。この際、屈折率の波長依存性のため波長800nmの光と波長400nmの光は、それぞれ光路長が異なる。図2は、位相制御用光学素子3の詳細図である。図2に示されるように波長800nmの光と波長400nmの光は、ビームの軸の平行性は保たれるが同軸ではない。しかし、θを小さくしてほぼ垂直入射にすれば、波長800nmの光と波長400nmの光は同軸とみなしうる。光路長は入射角θを0度付近で変化させることにより波長800nmと波長400nmの光を空間的に分離することなくほぼ同軸性を保ったまま相対位相差を変化させることができる。図3は、光路長制御用光学素子の詳細図である。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
導入メリット | 【改善】
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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