生物時計を調節するタンパク質及びその遺伝子

開放特許情報番号
L2008002724
開放特許情報登録日
2008/6/6
最新更新日
2015/9/18

基本情報

出願番号 特願2008-025966
出願日 2008/2/6
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-183197
公開日 2009/8/20
登録番号 特許第5158785号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 生物時計を調節するタンパク質及びその遺伝子
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 生物時計を調節するタンパク質及びその遺伝子
目的 生物時計の調節の中心となるBmal1遺伝子の転写、発現を調節している物質を遺伝子レベルで解明することで、Bmal1遺伝子の調節機構を解明し、細胞レベルでの概日リズムの制御を行えるようにする。
効果 SAF−A(hnRNP−U)タンパク質又はその遺伝子を用いることで、Bmal1遺伝子プロモーターの活性が低下もしくは変調している場合に、それを回復でき、正確な概日リズムを回復することができる。すなわち、概日リズム調節剤として用いることができ、概日リズム失調症患者に対しての治療用医薬組成物として用いることができる。また、SAF−Aタンパク質の不活性化剤又はSAF−A遺伝子の転写発現の阻害剤も、反対の作用の概日リズム調節剤として用いることができる。
技術概要
 
SAF−Aタンパク質とBmal1遺伝子プロモーター下流に位置する「NMLR領域」との結合状態を調節することで概日リズムを調節する概日リズム調節剤であって、(a)SAF−Aタンパク質、(b)動物細胞内で機能するプロモーターと連結したSAF−Aタンパク質遺伝子を含むポリヌクレオチド、(c)SAF−Aタンパク質と「NMLR領域」との結合阻害物質、(d)SAF−Aタンパク質遺伝子の転写又は発現抑制物質、を有効成分として含む。また、この結合阻害物質が、SAF−A抗体であり、また、配列番号2で示される塩基配列、又は少なくとも配列番号12で示される塩基配列を含むその部分配列からなるポリヌクレオチドであり、また、配列番号12で示される塩基配列、またはその部分配列であって、配列番号14、配列番号15、配列番号16もしくは配列番号17を含む塩基配列からなるポリヌクレオチドである。また、この概日リズム調節剤と共に、薬物学的に許容しうるキャリヤーを含有する、概日リズム調節用医薬組成物である。また、このポリヌクレオチドを用いて形質転換された非ヒトトランスジェニック動物であって、概日リズムを失ったモデル動物である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 Bmal1遺伝子プロモーター下流の「核マトリックス様領域(NMLR:Nuclear Matrix−Like Region)領域」は、染色体中に導入されても核内に大量に存在するはずのSAF−Aタンパク質の作用を単純には受けないことから、領域の塩基配列からなるポリヌクレオチドを用いた非ヒトトランスジェニック動物を作製することにより、概日リズムを全く失ったモデル動物を提供することができる。また、NMLR領域の塩基配列における変異を検出することで、概日リズム異常の診断ができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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