出願番号 |
特願2008-001715 |
出願日 |
2008/1/8 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-195600 |
公開日 |
2008/8/28 |
登録番号 |
特許第5158858号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
金属−トロポロン錯体を層間担持した有機無機複合体とその製造方法 |
技術分野 |
有機材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
生理活性機能、金属−トロポロン錯体、有機無機複合材料、植物生長調節機能、病害虫防除機能、雑草防除機能、抗微生物機能 |
目的 |
低コストでかつ安全に、目的に応じた機能を賦与することを可能とする、新しい生理活性機能を有する有機無機複合材料とその新規製造方法、この方法で製造される、生理活性機能の優れた持続性あるいは生理活性物質の徐放性とともに、耐熱性、耐候性、保水性、環境親和性を有する新規有機無機複合材料、及びそれを用いた加工製品の提供。 |
効果 |
生理活性機能を有する金属−トロポロン錯体を層間担持した新規有機無機複合材料、その製造方法及びそれを用いた加工製品を提供することができる。 |
技術概要 |
この技術では、金属−トロポロン錯体を層間担持して、その生理活性機能の徐放性を向上した有機無機複合材料を、無機層状化合物を主原料とし、この無機層状化合物の層間に生理活性機能を有する金属−トロポロン錯体を挿入、担持してなるものとする。生理活性機能を有する金属−トロポロン錯体を形成する金属カチオンが、Cu、Zn、Ni及びAlあるいは遷移金属群の中から選ばれた少なくとも一種以上の金属イオンであることが好ましい。また、生理活性機能を有する金属−トロポロン錯体を形成する有機配位子が、ヒノキチオール、β−ドラブリン、α−ツヤプリシン、γ−ツヤプリシン及び4−アセチルトロポロン中から選ばれた少なくとも一種以上の有機配位子であることが好ましい。主原料とする無機層状化合物が、天然もしくは合成の層状粘土鉱物、又は天然もしくは合成の膨潤性雲母であることが好ましい。層状粘土鉱物が、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、スティーブンサイトのスメクタイト族粘土鉱物、バーミキュライト、又は膨潤性雲母である雲母粘土鉱物あるいはフッ化雲母であることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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